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下校中に異世界に飛ばされたので気ままにスローライフしていきます!  作者: グラジオ&ギンカガミ
2章 旅に出る。(夏)
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18話 夏の収穫祭

書いてたら(正確にはアシストとか料理の場面とかだけだけど)カレー食べたくなってきた。

というわけで今回は、みんな大好き(?)お料理回。

お腹がすいてる時に見ると危険かもしれません…。

ホカホカのご飯を携えて読んでください。

グラジオ(とちょっとギンカガミ)がお送りします!

「だいぶ大きくなったな。」


温度も湿度も高い晴れの日、外に出たら、畑の野菜のほとんどが収穫出来る大きさになっている。

見るからに美味しそう。

そろそろ収穫しよう。


「おーい、野菜が大きくなってきたから収穫しよー」


家の中にいる二人に声をかけた。


「もうそんな季節かー。ちょっと前に植えたのに、早いなー。」


「建治、おじいちゃんみたい。」


二人がトコトコ出てくる。


野菜を入れるかごなどを持って畑に向かう。


「おー、凄いな。」


「やりがいあるねー。」


「よーし、がんばろう!」


「おー!」


それぞれ少し散らばって収穫し始める。

ナスにトマトにズッキーニ、カボチャなどよりどりみどりだ。

ハサミを使って収穫していく。


「なぁ、今日の昼食は今収穫しているこの野菜を使おうぜ。」


建治の提案。

やっぱりとれたてが一番。

大賛成だ。


「いいね。なににする?」


「夏野菜カレーとかはどうかな?」


「おっ、いいな!よっしゃ、パワー出てきた!」


そういうと建治は、これまでの3倍くらいの速さで収穫し始めた。

…カレーの力は絶大だ。


***


太陽が南の空に来る少し前に、野菜を収穫し終わった。

獲りすぎると食べきれずに余ってしまうかもしれないから、今日食べる分より少し多いくらいに留めておく。


「よっしゃ!終わった!めっちゃ疲れたー!」


建治が畑の真ん中に倒れこんで、大声で叫ぶ。


「おつかれー!」


「じゃあ、夏野菜カレーを作ろう!」


来夢が家に入っていく。

僕もかごを持ってそれに続く。


「楽しみだなー、カレー。」


「建治も、もちろん手伝うでしょ?」


「え?あぁ、えーと、あ!用事を思い出した!30分したら戻るから。じゃな。」


そう言うと建治は、家に駆けこんで、街へ行く魔法陣の中に飛び込んでいった。


「まったく建治は…。さてと、作るか。」


エプロンをつけて、キッチンへと向かう。

まずは野菜を切る。

ナス、ズッキーニ、トマト、

カボチャ、パプリカ、それに狩ってきた鹿肉。今回はスネ肉を使う。

鹿肉は、狩ってきたときに下ごしらえをして魔法で冷凍しておいたからすぐに使える。

来夢と手分けして、ただひたすらに、切る。

次に、鹿肉を炒める。

火が通ったら、水を入れて加熱。

沸騰したら、アクをとりながらじっくり煮込む。

その間に来夢が、野菜を炒める。

まずは、カボチャ、ナス、ズッキーニ。

しんなりしてきたら、パプリカを加えてさらに炒める。

こちらも焦らずじっくりと。

さらに、カレールーも作る。

小麦粉と油を混ぜてきつね色になるまで炒めて、一度冷ましたらカレー粉を加える。

使ったカレー粉は前に作ったものだ。

この混ぜたものに煮汁を加えてのばす。

肉がいい感じになってきたら、炒めた野菜とカレールー、トマトを加えて、

たまに混ぜながら弱火で加熱。

とろみがついたら完成!

炊き立てご飯にかける。

トロトロになったシカ肉と、とれたての夏野菜が、黄金のルーの中で絡み合って、ホカホカと湯気を立てている。

最高においしそうだ。


「よーし、完成!」


「じゃあ、建治を呼んでくるね。」


「うん、お願い。」


部屋の外に出ようと、ダイニングのドアを開けたら、建治がいた。


「おわっ!びっくりした!」


建治が叫ぶ。


「おっと、ちょうどよかった。カレーできたよ。」


「まじ!?よっしゃ!すぐ食べようぜ。」


建治はそう言うと、すぐ食べる準備をして席に着いた。

はやっ!


「よし、それじゃあ食べよう!いただきまーす。」


「「いっただっきまーす」」


「うっま!」


一口食べた途端、建治が声を出した。

僕も頷く。

すごく美味しい。


「うん、おいしい!」


「うんうん、頑張って作ったかいがあったね。」


来夢が、胸を張る。


美味し過ぎて、あっという間に完食してしまった。

少し遅めのお昼ごはんだったから食べ過ぎてしまった、ということにしておこう。


「いやー、めっちゃ食べたわ。」


建治が満足そうに言った。

今すぐに昼寝でもしそうな感じ。

…ただ、建治にはまだやってもらうことがある。


「建治、料理をしなかった分はしっかり働いてもらうよ?はい!」


来夢が建治に、使った食器を渡す。

建治の仕事は、食器洗いだ。

来夢は少し微笑んで、建治を見据えている。

少し、いや、かなり怖い。


「えっ!?えぇっと、いやー、ちょっと今はお腹いっぱいで動けないから…。」


「だーめ。今すぐ。建治忘れてやらなそうだもん。」


「うっ、反論できねぇ。分かった、やる。やるから、その怖い顔をやめてくれ。」


「怖い?どこが?」


建治は、しまった!といった顔をして来夢から離れる。


「あっ!いやなんでもない。さーて、食器洗うかー。」


「うん、何でもないよね。」


来夢の右手には、いつの間に持ったのか、コースター。

いつでも投げられる体勢でキープされている。

怖っ!


結局、いつもと変わらない、ドタバタした楽しい一日だった。


お読みいただきありがとうございました!

ブックマークやいいねなどとてもうれしいです!

前書きに「ちょっとギンカガミ」と書いてありますが、グラジオが書いたときはかなりの確率でギンカガミが手を加えたり推敲してたりする…。

次回は4/3(日)に投稿します!

次回もよろしくお願いします!

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