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下校中に異世界に飛ばされたので気ままにスローライフしていきます!  作者: グラジオ&ギンカガミ
1章 転移した。 (春)
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15話 古代の遺跡 -3 VSレジェンドオーガ(後編)

古代の遺跡 -3 VSレジェンドオーガ(前編)の続きです。

まだ前編を読んでない方は、読んでからこちらをお読みください!


「魔法を使う…ゴブリン…⁉」


来夢が叫ぶ。

そんなものがいるだなんて予想外だった。


「くっ」


建治は続けて斬りかかる。

再び火球が撃ちだされるが、建治はそれを斬り、魔法を使うゴブリンを斬った。


「ふう。」


しかし、武器を持っていないゴブリンはまだいる。

おそらくそれらすべてが魔法を使うだろう。


「えいや!」


来夢が魔法を撃ちだし、オーガを取り巻くゴブリンを吹き飛ばす。

僕は矢を弓に三本つがえ、射ちだした。

何しろ数が多い。

多少無茶な技を使わない限り勝てないだろう。

建治はその間にもオーガに斬りかかるが、すべて巨剣で受けられる。

そのうえ、周りにいるゴブリンに邪魔をされ、オーガに集中できていない。

三匹のオオカミもゴブリンを倒して回るが、それでも何匹かが建治に襲い掛かる。


「建治、シロ達、どいてっ!」


来夢が叫んだ。

見ると、これまでにないほど強力な魔法を撃ち出そうとしている。

上級魔法のさらに上、超上級魔法だ。

一人と三匹は攻撃をやめ、それぞれ安全圏と思われる場所に避難する。


「はぁぁぁぁっ‼」


来夢は一息にその巨大で

強力な魔法を撃ちだした!


「グギィヤ!」


鋭い断末魔をあげ、ゴブリンたちが消し飛ぶ。

これまでで一番強力な魔法だった。

撃ちだした反動で、来夢が少しよろめく。

その時、一つの影が来夢にものすごいスピードで近づいた。

まずい!

矢を弓につがえ一瞬で狙いをつけて射ち出す。

それと同時に弓を投げ捨て、刀の柄に手をかけて駆け出す。

しかし、その矢が届くよりも、そして僕が駆けつけるよりもはるかに早いスピードで、その小さな影は来夢に襲い掛かった。


「きゃっ⁉」


魔法に特化した来夢は近接攻撃に弱い。

手に持つ杖で防ごうとするも、襲い掛かるそれよりもはるかに遅くそのまま斬られてしまう。


「このっ」


そのまま駆け去ろうとする影を両断し、来夢のほうに駆け戻る。


「大丈夫⁉」


見ると、切り傷は二つ。

肩と、手首を切られている。


「なんとか、だい、じょうぶ。…くっ」


来夢は傷を押さえ、顔をしかめる。

この傷では戦いを続行することは不可能だ。


「ルプ、カミ、シロ!こっちへ!」


三匹のオオカミがこちらに向かって駆けてくる。

治療をするため、護衛が必要だ。

途中、何体かのゴブリンが三匹の行く手を阻むが、それを物ともせず、蹴散らしながら進んでくる。

僕らの場所にたどり着くと、周りを守る形で配置につく。


「狩寛!こっちは俺が抑える!」


「頼む!ありがとう!」


「おう!」


建治はそういうとゴブリンとオーガに向きなおる。

急がなければ。

あの数では建治も危ない。


「【回復】」


幸い、僕は中級程度の回復魔法を使える。

【アルテミス】の能力のひとつだ。

これで傷ははじめよりもだいぶ良くなる。

次に傷薬を塗り、包帯を巻く。

最後に、回復薬を飲ませて治療は終了だ。


「…ありがとう」


来夢は杖を手に再び立ち上がる。


「もう許さないからね!」


と来夢は叫ぶと、オーガのほうを向き、再び超上級魔法を打ち出す準備をし始めた。


「頼むぜ!来夢!」


建治はそういうと、さっと避難した。

今度は僕も、オンルプシカムイたちも周りにいる。

撃った後の攻撃にも十分に備えられる。

現に、こちらに走ってくるゴブリンを射ち、噛みつき、引っ掻き、打ち倒している。


「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼」


そう叫び、来夢は超上級魔法を打ち出す。


「グッ」


オーガは巨剣を盾にして身体を守ろうとする。


魔法が着弾し、閃光が走った。

こちらにまで衝撃が伝わってくる。



煙が晴れると、これまで大量にいたゴブリンは吹き飛び、一体もいなくなっていた。


「グウウ」


オーガがうめく。

まで致命傷は追っていないようだが、それなりにダメージが蓄積されている。

今なら…いける!


「狩寛!」


建治が目配せをする。


「おう!」


刀を抜き、建治と同時にオーガに向かって駆け出す。


「コノッ」


オーガがまた地面にマナを送り出す。


「させないよー‼」


来夢が後ろから光の矢を撃ち出す。

手に突き刺さり、マナの供給が止まる。


「ナイス!」


跳び上がり、刀を上段から振り下ろす。

建治は、剣を八相に構え、そのまま横に薙ぐ。

狙うは…首だ!


「グオォォォォォォォォォ‼」


オーガが叫び、剣を振る。しかし、剣が大きく2人の敵がいるため、剣に迷いがあり速度が遅い。


「えいやっ」


そこに来夢の炎魔法が炸裂する。


「グオォ⁉」


オーガがひるむ。


「「「おりゃぁぁぁぁぁ‼」」」


二人同時に剣を振り、そこに来夢の風魔法が飛んだ。


巨体が倒れた。


お読みいただきありがとうございました!

ブクマ、評価などしていただけると嬉しいです!

また、いいねもお待ちしております!

所用のため、次回は2/16(水)に投稿します。

(2/11 11時追記:23日の予定でしたが16日に変更しました。)

次回もぜひお読みください!


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