11話 この島って…
皆さんこんにちは。
寒くなってきましたね。
外に出るには完全防備で行かなくてはならないくらいに…。
私は銃弾を通さないくらいに防寒着着て外に出てます。(大嘘)
寒いので小説読みましょう(?)
今回はグラジオがお送りします!
狩りに行ったときに思った。
この島についてまだまだ知らないことが多い。
せめて、島の地形くらいは把握しておかないと、狩りに行くときにも不便だ。
何か手っ取り早く地形を調べられる方法はないかな。
建治がすぐそこで本を読んでいるのでちょっと聞いてみた。
「この島の地形について知りたいんだけど、いい方法ないかな?」
「うーん…。上から見るっていうのはどうだ?空を飛んで。」
「…飛べるの?」
「いや、無理」
だよね。
どうしようかなー?
そんなとき、来夢がバァンとドアを勢いよく開けて入ってきた。
「見てみて、凄くない?自信作。」
そう言って、来夢は手に持っている物を見せてきた。
「これは…鳥だ!」
「凄いでしょー。土で作ったの。」
本物かと思うくらい上手い。
さすがは美術部。
そういえば、この鳥を使って地図を作れないかな。
「ねえ、この鳥を使って地図を作ることって出来るかな?」
「飛ばすだけならできるけどなぁ。」
そう言って魔法で鳥を飛ばした。
「なら、鳥形のゴーレムを作るってのはどうだ?ゴーレムならやろうと思えば地形を記憶するくらいできるだろ?」
確かに、ゴーレムならば、地形を記憶することも、言葉を話すこともできるだろう。
だけど…
「ゴーレムって、動かすのにはコアが必要じゃないっけ?
コアって確かダンジョンに発生するゴーレムをたおして入手するしかなかったと思うけど…。」
「いや、これぐらいの小さいサイズなら、魔石からコアを作ることが出来ると思う。
まぁ、万能錬金を使ってもできるかどうかっていう成功率だけど。」
かなり低いんだな。
「物は試しということで、とりあえず1回作ってみるか。」
そう言うと、建治はポケットから魔石を取り出した。
「…魔石持ち歩いてるの?」
「おう」
建治はノートに魔法陣を描くと、魔石をのせた。
そして、何やら長い呪文を唱えると、魔石が光を放ち、青色で透明なビー玉のようなコアができた。
「成功したの?」
「ああ、そうみたいだな。」
「凄ーい」
来夢はコアを手に取ると、土の鳥に埋め込んだ。
すると鳥は動き出して、首を振ると来夢の手に乗った。
「やっぱり、誰が作ったのか分かるんだね。」
「じゃあ早速、地図作りをしよう。」
僕たちは庭に出た。
「この島の地形を教えて!」
そう言うと鳥は、高く空へと飛んでいった。
「順調に飛んでるな。」
鳥は頭上で何度か円を描くと、遠くへ飛んで行った。
しばらくすると、鳥が戻ってきた。
「お帰りー、どうだった?」
来夢の手に降りると何かをしゃべっている。
時々来夢が「うんうん」とか「ヘー」と反応していた。
「この島の地形、大体分かったよ。」
そういうと来夢は、紙を持ってきて地図を描き始めた。
島の形は円に近く、中心部には山がある。
僕たちの家はその少し南側に。
山の周りと島の北側には森が広がっていて、西側には平原が広がっている。
東側には湖があって、そこから南側に向かって川が流れているようだ。
周りは砂浜に囲まれている。
これは、この島で狩りをするときや探索に行くときに役立つはずだ。
今日だけでここまでわかるとは思わなかったなぁ。
やっぱり持つべきものは友だな。
「2人とも、ありがとう。」
来夢は、鳥を撫でながらにっこりと笑った。
お読みいただきありがとうございました!
ブックマークなどしていただけるととっても嬉しいです!
もうすぐクリスマスですね。
次回はクリスマスに投稿しようと思っています。
というわけで、次回は12/25(土)00:00に投稿し…たいです。
遅くとも12/25日中に投稿します!
是非お読みください!




