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S・B・B  作者: ヘイマチ
7/27

7話 一人のクラスメイト

 大雑把、テキトーな話なので本当に頭空っぽで読んでください。

  さて、俺がやれやれしたところで恥の上塗りも良いとこだ。あと、情緒不安定だけど、そう言うのは考えないで。

 俺は部屋に移動しようとすると、ある一人のやつがずっと俺についてくる、いや、同じ方向に歩くやつがいることに気がついた。コスプレイヤーではない。

 吉田だ。

 吉田誠治。

 根暗なクラスメイト。

「黒山くん、大丈夫かな」

 さて、わからない。

 いや、ついてきてる理由は分かっている。ルームメイトってやつだろう。ただ、彼は虐められているようなやつで、俺は彼と特に関わったこともない。なのに、急にどうして話しかけてくるのか。

 こんな意味のわからない状況なら、誰とも話さないのが主人公なのでは?

 俺の異世界系主人公は本来の人とズレがあるのかもしれないな。

「何のこと?」

「この世界のことだよ!」

 それはどう言う意味で?

「どう考えてもおかしいよ。時代的には中世なのにタイツがあるとか、ビキニアーマーがあるとか!」

 そうですね。

 ビキニアーマー作るやつがいるなんておかしいよね。

「考えても無駄だぞ」

 だってこの世界は教皇がダンスっちまうような世界なんだ。

「ーーそう言えばなんだけど、お前は誰かの役に立ちたいって思ってる?」

 ふ、これが俺の見極めるための質問。

 意外とね、自己顕示欲だけの奴もいるわけで、それが主人公だとか言う展開もあるのよ。

 と言っても、リアルでそれが通じるかはわからないけど。別に復讐したいわけでもなければいいのだ。これはただの確認。

 後々、そうなってしまうとしても意識を確認しておきたいだけだ。


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