表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リィリュシア・レィエス  作者: 烏羽玉 黒鵺 
第一章 少年編
3/34

リィリと幼馴染

 リィリが八歳になった頃、ディシスはリィリに体術を教え始めた。村に学校はなく、たまに村人が自主的に開く勉強会があるくらいで、リィリとリィリの友人達は、勉学や魔法、体術などをディシスから指導を受けていた。

 リィリの家の裏には新たに長屋のような建物が建ち、中には畳に似た敷物が敷き詰められていて、体術を鍛えるための道場のようになっていた。

 そしてそこには現在五人の人間がいて、うち四人は体術の特訓をしていて、残った一人は給水係をしていた。

 四人はそれぞれ二人一組になって特訓をしていた。そのペアの片方で、何かが地面に激突したような衝撃が響いた。


「っ痛ぇ~……!」


 少年が地面に叩きつけられ苦悶の声を発する。


「情けないぞナァゼ! 男ならもう少し根性みせてみろ!」

「そんなこと言ってもよぉ……、アンタ強すぎるんだよ! そもそも、俺とアンタの身長差考えれば無謀な話だろうが! どうやったら自分の二倍はありそうな人間を投げ飛ばせるんだよ!」

「つべこべ言うな。私が今のお前と同じ年頃だったときには、手加減されていたとはいえ、五人は投げ飛ばしていたぞ!」

「アンタと一緒にするな!」


 ナァゼと呼ばれた少年は現在、ディシスに稽古をつけられいた。フルネームはナァゼ=ウィルマ。短く切った黒髪に、髪と同じく黒い瞳をもつ、リィリと同い年の少年だ。リィリの友達で、リィリがディシスに稽古をつけてもらっていると聞き、その対抗心から自分もと、なまじ押しかけるような形でディシスの元についた。

 そんなことから、ディシスはナァゼの意気込みを買い、少しばかり強く稽古をつけていた。

 そして、その日の特訓の内容は、ディシスを一本でもいいから投げ伏せろというものだったのだ。


「立て! そんなことでは大迷宮など夢のまた夢だぞ。悔しければ、一度でも私を地に伏せさせてみろ!」

「わぁってるよ! 言われなくともやってやらぁ!」


 そう言い放つとナァゼは飛び起き、再びディシスに突進する。

 また、ディシスも彼がこんな些細なことではへこたれない少年だと知っているので、さらに手加減を解いてそれを回避する。


「闇雲に突進するだけでは、いつまでたっても私に指一本触れることはできんぞ! 強化魔法を使え。教えただろう!」

「ちくしょう……簡単にいいやがって……!」


 そう、普通に考えれば八歳児が大の大人を投げ飛ばす事など十中八九不可能だ。しかし、それを可能にしてしまうのが魔法である。

 ディシスの方へ向き直ったナァゼは、一度舌打ちをした後、己の内に溜まった魔力を練り始めた。

 しかし、魔法が発動する前にナァゼの帯びた魔力は霧散してしまう。ディシスが攻撃を繰り出したからだ。


「一つのことに意識を集中しすぎだ。一瞬たりとも敵から目を逸らすな! それから、強化魔法は詠唱破棄が基本だ、息をする要領でできるようにしろ!」

「だからムリだって!!!」


 悪態をつくナァゼだったが、それでもめげることなくディシスの修行についていくのであった。




 一方、少し離れたところで特訓をしているもう人組みのペアでは、これまた面白いことが起こっていた。


「降参! 降参だよルリちゃん! だから早く離して~!」

「あんた、そんななりでも男でしょ! これくらいの拘束で泣き言言ってんじゃないわよ、情けない! 喚いてないで抜け出してみたらどうなの!」

「そんなぁ……、酷いよルリちゃん……!」

「あぁん? なんか言った!!?」

「ひぃぃぃん!」


 リィリが相方のルリちゃんという少女に組み伏せられて、必死に降参を宣言している。

 もちろん「ルリちゃん」と言う名前ではなく、本名はルリィ=キィスという。普段はこんな殺気立った子ではなく、赤みがかった髪に紫色の瞳をしている普通の女の子だ。

 また、特訓の際、いつまでたっても強化魔法すら使えないリィリを、まるで姉のように叱っている。


「ふ、ふえぇぇぇぇぇぇん……」

「あ、こら! 泣くな!」

「ひぃぃ!」


 この二人の稽古はいつもこんな感じで、常にルリィが主導権を握っているためリィリは負けっ放しである。

 もともと気の弱いリィリはなかなか相手に踏み込めず、押されるまま押されて、最後には組み伏せられてしまうのだった。




 苦悶と嗚咽が響き渡る中、一同は休憩時間を迎えた。

 給水係として特訓場に来ていた「リリねぇ」ことリリアラ=カーミンは、疲弊し切った男子二人にそっとコップを手渡した。


「二人とも偉いね~、まだ八つなのにこんなに特訓してて。お姉さん尊敬しちゃうなぁ~」


 今年で十六になった彼女は、まさしくリィリたちからみて「お姉さん」的存在であり、性格も温厚で子供達に慕われていた。


「甘やかしたらダメよ! リリねえがそうやって優しくするせいで、いつまでたってもリィくんは泣き虫のままなんだから!」

「あぅ…………」


 ルリィに指をさされ、リィリが縮こまる。そしてそんなリィリの髪を、リリアラが優しく撫でる。


「そんなこと言ったらリィちゃんかわいそうよ。そもそも、ルリちゃんの方が背丈も高いんだから、あんな伸し掛かるような抑え方したら抜け出せっこないわよ」

「あぅ…………」

「それに、リィちゃんはまだ強化魔法もうまく使えないんだから、ルリちゃんだけ魔法を使うのもあんまりよ」

「あぅぅ…………」


 リィリにかばってくれているはずのリリアラの言葉がグサグサと心に刺さり、そのたびリィリが小さく悲鳴を漏らした。

 つまるところ、リリアラには天然が入っていて、たまにこのような言動に走ってしまうのである。

 ルリィとリリアラに散々いじめ倒されるリィリに、水分補給を終えたナァゼが声をかける。


「お前も大変だな、リィ……」

「んん……ぐすっ…………」


 肯定なのか呻きなのかわからない返答に、それでも同情を寄せるナァゼだったが、直後、思わぬ襲撃をくらうことになる。


「お前もだナァゼ。いまだに強化魔法の詠唱破棄が出来ないとはどういうことだ。ルリィはすでに使いこなしているぞ」


 そうディシス指摘され、ナァゼも表情を暗くする。


「はい…………」

「まあ、体術に関してはいい線まで来ている。このままいけばそこいらの冒険者など、片手であしらえるようにはなるだろうな。しかし……、これで強化魔法さえ使えれば、竜に翼を得たる如しって感じなんだが…………」

「今のままでは玉に瑕、って感じですね?」

「ぐはっ……!」


 またしてもリリアラの毒舌が発動する。


「それからルリィ、お前は少しばかり加減を覚えた方がいいな。リィリのことを気遣ってくれるのは大変嬉しいのだが、少しばかりやり過ぎだ」

「はぁい……」


 まさか自分に飛び火するとは思っていなかったルリィは、勝ち誇った顔から一変してしょんぼりと答える。


「まぁ、そんなに落ち込むこともない。ルリィは魔法の才覚があるようだから、力の入れ加減を自由にコントロールできるよう練習すれば、きっと立派な魔法使いになれると言っているんだ。その上で、適度に力を抜いて訓練に励めと言っている」

「は、はい…………」


 説明をうけ、渋々納得するルリィの傍で、リィリは安堵のため息を漏らしていた。しかし、


「それでもいつも手を抜いていたら鈍ってしまうから、たまに本気を出すくらいはかまわない。むしろ出した方がいいだろう」

「はい! ありがとうございます!」

「ディシス!!?」


 目をキラキラさせ元気よく返事をするルリィに対し、リィリが抗議の声を上げた。しかしディシスはそれを無視して次はリィリに話し始める。


「リィリ、女の子に組み伏せられるなんて情けないぞ」

「はい…………」


 リィリは抗議を諦めしゅんと頷いた。


「確かにお前は魔法の適性も薄いようだし、お世辞にも体格がいいとも言えん。しかしな、お前だってもっと大きくなれば、今やっていることも実っていくだろう。だから、格好悪く泣くのはやめて、その時のために一生懸命励みなさい」

「はい…………」

「よし、いい子だ」


 そういってディシスがいつも通りリィリの髪を撫でると、ナァゼとルリィがツッコむ。


「「やっぱディシスさんリィリにだけ甘すぎない!? 」」

「え……? そうか? そんなにか?」


 ディシスが先ほどまでは全く見せなかった素っ頓狂な表情で答える。


「いや……、まぁ…………」

「なんでもないわ…………」

「親バカ……?」


 ナァゼとルリィが呆れたような仕草で受け流すと、リリアラの一言でディシスが凍りつき、この日の特訓は終了した。




 それからさらに四年が経ち、リィリは十二歳になった。その頃にはもう体術も強化魔法も使いこなしていて、あとの二人と肩を並べるくらいには成長を見せていた。

 そしてこの日、一行は屋外の広場で訓練をしていた。


「炎弾!」


 そうルリィが言い放つと、手にした小さな杖の先から炎の弾が放たれた。そしてそれは、ルリィと相対するようにたっていたリィリに襲いかかった。


「ふっ……!」


 炎弾がリィリに直撃する寸前、リィリが魔力を練ると、周りに不可視の障壁が展開され、ルリィの放った魔法が弾かれた。

 ルリィはこの四年で放出系魔法をいくつか習得し、リィリは障壁系、またの名で結界系魔法を習得していたのだ。

 そして攻防は続く。


「結界か、甘い! 火球連弾!」


 そう言い、次にルリィは五つの炎弾を宙に生み出し、リィリに向かって一斉に撃ち放った。

 ちなみにこの世界の魔法に明確に定められた詠唱はなく、個人のイメージにが大きく魔法に影響することもあり、人によって詠唱は様々である。また、極めれば詠唱すら必要としない。

 再び数を増して襲い来る炎弾を、障壁では受け止められないと判断しひらりと躱すリィリ。次に地面に張り付くように体制を屈める。そして、


「はッ……!」


と小さく掛け声をあげ、脚部に局所的な身体強化をかけると、猛烈な勢いでルリィに迫った。


「そう来ると思ってたわ! 業火壁!」


 ルリィがニッと笑うと、リィリの真下から激しい炎が吹き上がった。間一髪で後方へ飛び回避するリィリだったが、そこへ容赦無く新たに生み出された炎弾がリィリを襲う。そして後ろに飛んだ際バランスを崩し、集中が乱れたことで強化魔法が解けてしまった。

 誰もが詰んだと思う状況だった。しかし、


「うそっ! これでもダメなの!?」


ルリィの顔が歪む。

 それもそのはず。何故なら、リィリに当たったはずの火球はリィリに当たる寸前姿を消してしまったからである。

 爆ぜるでもなく、落とされるのでもなく、消える。これは今回が初めてというわけではなく、以前からリィリがたまに見せる技である。

 総火力を叩き込んだのにも関わらず、傷一つつけられなかったことにルリィが驚愕に染まっていると、再びリィリが駆けた。


「くっ……!」


 リィリが木製のナイフをルリィの喉元に押し付けると、そこで試合が終了した。


「いやぁ、相変わらずリィのその技は反則だよな」


 試合を側で見ていたナァゼが、二人に歩み寄りながらそう言った。


「ほんとっ! 今回こそはいけると思ってたのに。なんなのよそれ、いい加減教えなさいよ!」

「教えるも何も、自分でも何が何だか分からなくて……」

「つまりアタシは何かもわからないような適当な技で負けたってわけ!? なんか腹たつんだけど!」

「ご、ごめん……」


 御機嫌斜めなルリィに申し訳なさそうに謝罪するリィリをみて、ナァゼが付け加えた。


「でも、発動条件も曖昧な技で勝っても、それはまだ運の領域で実力とは言えないよな。そもそもリィリのそれが技なのかどうか定かではないが」

「いいえ、負けは負けよ。運も実力の内と言うし、今回は負けを認めてあげる」


 ナァゼのフォローを跳ね除け、負けを認めるルリィ。そしてナァゼが揚げ足を取るように小さく付け加える。


「今回も、ね……」

「あぁ? なんか言った?」

「いえ、なんでも……。まぁでもさぁ、やっぱりリィリのそれは特訓にならないから、試合では封印した方が良くないか? そんで時間があるときに発動条件とか調べてみるとか」


 なかば強引に話題をかえたナァゼに疑念の眼差しを向けるルリィであったが、あとの意見には賛成を示した。


「そうね、確かに得意な魔法を片っ端から消されるのもメンタルが持つ気しないし、それがいいと思うわ」

「ご、ごめ……ん…………」


 ルリィにジト目をされてしゅんとなるリィリ、そして謝ろうとした瞬間異変が起きる。突然リィリの視界が眩み、前に向かって倒れ始めたのだ。

 慌ててそれを受け止めるナァゼとルリィ。そして二人同時に呟く。


「それに、こうなっちゃうからなぁ……」

「当分は動けないわね……」


 リィリは二人に支えられながら意識を彼方へと飛ばしてしまう。

 この、魔法を消し去る現象が起きると、決まってリィリは気を失ってしまうのだ。初めてこうなった時は、ディシスに殺されるのではと気が気でなかった二人だが、何度か起こるうちに慣れていった。

 ディシスに聞いたところ、これは魔力酔いの一種らしい。自分の限界を超えた魔力を扱うと起きる現象で、大抵は時間が解決してくれることらしい。

 こんな状態で訓練を続けるのは無理そうなので、結局その日もリィリを運び帰ることにしたのだった。




 一年後、リィリ達はディシスに連れられ、村を出てすぐの森の中へやってきた。


「今日から、魔物を相手に戦ってもらう。奴らは人間とは根本的に異なる生き物だ。出くわせば、ただただ私達を殺す事だけを目的に襲い来る、血に飢えた化け物だ。気を抜くなよ!」


 ディシスは、少しひらけた場所にリィリ達を集め注意を促した。


「ディシスさん、まさかオレたちだけで行くってわけじゃないよな?」

「え、流石にそれはないでしょ? この森、村の大人だって一人じゃ入らないんだよ?」


 ナァゼがディシスに問い、それに対しルリィが返す。


「何を言っている。お前たちだけで行くんだ。最初の数匹は手本を見せてやるが、それ以降はお前らだけだ。私は手を貸さん」

「「「え!!!」」」


 リィリを含めた三人が、ディシスの返答に驚きのあまり声をあげる。


「そりゃいくらなんでも無理があるぜ! それにリィリはどうすんだよ!」

「そうよ! アタシ達だけならともかく、リィリはまだマッチの火程も放出系魔法が使えないのよ!」

「二人とも酷いよ……。でもディシス、流石に僕たちだけじゃ危なくない?」


 友人二人から散々に言われ落ち込むが、リィリが改めてディシスに聞き返す。


「馬鹿なことを言うな。お前たちは既に、そこいらの冒険者よりもよっぽど強いんだぞ? それに、リィリは放出系魔法が使えない代わりに、強化系魔法と体術はお前らの中で一番強い。二人もいい加減リィリを見下すのはやめなさい」


 実はこの時、ディシスの言った通り、三人は自分よりはるかに背の高い大人ですら、軽々と投げ飛ばす実力を持っていた。

 そして、リィリはというと、放出系魔法が使えないデメリットを解消するため、強化系魔法と体術を重点に特訓を重ねていた。そのため、放出系魔法にも手を出していたナァゼとルリィより、いつのまにかこの分野においては強くなっていたのだ。


「確かにそうですが、それでもオレたちはまだ子供なんだぜ? 保護者同伴は基本だろ?」

「そうだな、確かにお前たちはまだ肉体的にも、精神的にも幼い。だが、ここで魔物の恐怖を体験しておくのとおかないとでは、いずれ敵との雲泥の差が生まれることになる」

「敵……ですか………?」


 ナァゼの必死な訴えに対し、ディシスが再度説得する。それに対し、ルリィが妙に引っかかるフレーズから疑問を唱える。


「あ、あぁ……そうだな、敵というのは言い過ぎだな。つまり、お前らがいつか冒険者になった時、多くのライバルができるだろうから、そうなった時のために、早めに自分たちだけで戦闘ができるようになっておけ、ということだ。わかったな?」


 リィリだけ、ルリィの質問の意味がわからずきょとんとしていたが、ナァゼとルリィは訝しげにディシスを睨む。

 少しの無言の時が流れ、ナァゼとルリィも無理矢理納得したようで、ディシスに向き直った。


「でもよ、何かしら対策はしてるんだろ?」

「勿論だ」


 ナァゼの問いを聞き、ディシスは服のポケットから小さな笛を三つ取り出し、一つずつリィリ達に配った。


「何ですか? これは」


 三人がそれぞれ受け取った笛を不思議そうに観察した後、ルリィがディシスに尋ねる。


「これは魔物避けの笛だ。と言っても試作段階でな、大抵の魔物を一時的に硬直させることができる魔道具だ。使い方は魔力を込めて吹くだけだ」


 そこまで言ったところで、ナァゼが試しに吹いてみようと笛を口にあてる。


「しかし、……」


 突然、ディシスが先ほどより強い口調で話し出したため、ナァゼの手が止まる。


「……さっきも言ったが、この笛は未だ試作品だ。予備はない。その上一度使うと砂のように崩れ、消えてしまう。よって、この笛を使うのは、あくまで逃走するときだ。どうしようもなく強い魔物が現れたときに使え」


 魔道具の追加説明を聞いた途端ナァゼは素早く口から笛を離した。そして、ルリィがディシスに確認する。


「じゃあ、もしも勝てそうにない魔物が出てきた時は、これを吹いて魔物を硬直させている間に逃げればいいのね?」

「その通りだ。ただし、これは最後の手段だ。あまりこれに頼ろうとするんじゃないぞ」

「はい……」

「それでは、早速魔物を倒しに行くとするか。言った通り、始めの数匹は私が手本を見せる。それから先はお前たちだけだ。わかったな?」

「「「はいっ!」」」」


 こうして一行はディシスを先頭に、薄暗い森の中を踏み入って行くのだった。

次回「初めての魔物退治」


なろうって————繋がらないね……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ