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第1章 その5 その部屋で有り得ないものを発見する

10回以上、修正する難産でした。蛇足ですが、鑑定の魔法を付与されたもので見た内容であってアルフ君の全てではありません。


なんか色々と書いてあるのは分かるんだが、文字って認識が頭の中で出来ていない感覚。前世で見た象形文字とか、海外の知らない文字みたいなもの。これはひとつずつエミーに教えて貰わねばならないだろう。数字だけは前世と共通なのか、アラビアとローマ数字みたいなので理解出来る。私自身の名前であろう、一番上の文字列を指してエミーに聞いてみる。


「こぅわ?」(これは?)

「『アルフ・シーン』って書いてあるのよ。あなたの名前ね」


気になる事はあるが、先ずは一つ一つ指差してエミーに聞いて確認していく。頭の中で文字の認識、整理をしながら自分の状況…ステータスを改めて考える。


名前 アルフ・シーン

年齢 1歳

種族 ハーフエルフ

職業 なし

レベル 1


体力 6/6

魔力 9/9

筋力 3

知力 12

魅力 32

器用度 14

敏捷性 8


才能(スキル)

剣術LⅠ 棒術LⅡ 弓術LⅠ 風魔法LⅠ 森林魔法LⅡ 光魔法LⅠ

料理LⅡ 作製LⅢ(衣類、装飾、道具)


特殊才能(ユニークスキル)

魔力感知 悪運


なんか…ゲームチックだなぁ、というのが第一印象。産まれたばかりの時から、随分と色々あるもんだと思ったよ。種族は…まぁ、女神様に要望したからこそのハーフエルフなんだろう。職業は言わずもがな。それにレベルも1なのも当然だね。スキルにもレベルがある様なので、スキルが主体のゲームみたいに考えれば良いのかな。能力数値は…筋力低いなぁ。産まれて直ぐだからなのか、前世の能力のせいか…苦笑。剣術は剣道習ってたし、棒術…あー軍隊にいた時の警棒術のお陰かね。弓…触った事はあるが…。ふむ、魔法は使えるんだね。森林魔法ってのは何だろう?料理や作製って…前世じゃ茶店のバイトやアクセサリー工房のバイトやら、やってたせいだろうか。特殊才能の魔力感知は、産まれて直ぐのステータス鑑定や清浄の魔法力を感じたのはコレではないだろうか。悪運…前世でも不幸事はたくさんあった。結局はなんとか乗り越えてきたのだが、今世でもあるのか。しかし…魅力値が高過ぎなのはなぜだろうか。前世ではイケメンではなかったはずだが…。


どうも前世の状況や、両親の才能とか影響している感が否めない。今度、エミーやオズのステータスと比較出来たらもっと理解出来るかもしれないなぁ。ふむぅと鼻息を荒く鳴らす。どうしたものかと悩みつつ、ふと部屋の片隅に目線をやると置かれた荷物が目に入った。


「うあ?」


思わず目を見張った。なんと前世で使っていた鞄が、何故かそこにあるのだ。背中に背負うバックパックで、外側は牛革を使ったブラウンに染めた防水仕様。中はクッション素材を入れてノートPCも安心して入れる事が出来る。勿論、私手製の物だから一点物。見間違う筈がない。何故ココにあるのか…



鞄は女神グランデ様が『やっちゃった』1つです(笑)まだ産まれる前に言ってたはずだろって?産まれると同時に鞄が届く様に転送予約していたんです(笑)まぁその辺は後から語られるので、今はスルー宜しくです(^◇^;)


誤字脱字等ありましたら、ご報告頂けると幸いです。読んで頂いた方々に感謝を。

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