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第1章 その30 その才能の価値



私の『悠々自適』は便利だねぇ。既にあるスキルなら、既にあると断って…断るんかい!って一人ツッコミを並列思考でしながら、自分のステータスを詳細解析で改めて見る。気になったのはレベルアップした際の、とある数値。



名前 アルフ・シーン

年齢 3歳

種族 ハーフエルフ

職業 なし

レベル 11


体力 8/17

魔力 2/39

筋力 8

知力 21

魅力 34(装備品+3)

器用度 29

敏捷性 18


SP値 22

才能(スキル)

剣術LⅠ 棒術LⅡ 弓術LⅠ 風魔法LⅠ 森林魔法LⅡ 光魔法LⅠ

料理LⅡ 作製LⅢ(衣類、装飾、道具)

特殊才能(ユニークスキル)

魔力感知 悪運


祝福(ギフト)

悠々自適(能力創造、制限あり)

統合機構

(天恵眼、地図作成、詳細解析、仲間管理)

(並列思考、臣従の誓い、空間転移 L Ⅷ)


やはりSP値が増えている。そして意識すると『どれに割り振りますか?』と問いが出てくる。ゲームっぽいシステムだなと思いながら、獲得出来る才能(スキル)を一覧から探す。


この世界の才能(スキル)は経験を得て鍛練すると、獲得する事が出来る場合があると『才能の世界』なる本で読んだ。つまり才能は、努力でも得る事が可能という事なのだ。それはある仮説が成立つ事でもあった。そして私には『仲間管理』がある。コレは自身を含む、仲間の能力管理が出来るという優れもの。要は一度でも経験すれば、それに対応した才能(スキル)が修得可能な状態になり、SP値を使って獲得及び才能レベルを上げる事が出来るのだ。そして要らない才能(スキル)は、取り消せばSP値として戻る。


ざっと数えて1000ほどの才能一覧。その中で欲しいのは当然ムーンウルフの親が使っていた、心の中に語り掛けたりするテレパシーみたいなもの…あった。意思伝達。が、グレー表示で修得可能になっていない。

うーん…他を探すか…しかし数が多過ぎて探すのが大変…


【ピンポーン、『仲間管理』の最適化を実行しました】


え?は?…ををっ!それまでの雑然と並んだ一覧が、武術系や技術系、自然魔法など種類別に見やすく変わっている。ていうか今のアナウンスは『悠々自適』なのか?ま、まぁ考えるのは置いといて、目的の才能探しだ。理の魔法系か特殊才能あたりだと思うんだが…。


あった。特殊才能『念話(テレパス)』だ。ちゃんと獲得出来る様に白字になっていて必要SP値が10…勿体無い気もするが、獲得する。


【ピンポーン、才能『念話(テレパス)』を獲得しました】


今回は、統合機構に取り込まれ無いんだな。まぁいいか。早速、ルナマリアに使ってみよう。


『あー聴こえるかな?ムーンウルフのお嬢さん』


それまでずっと疵を舐めていた(と言っても5セクルしか経っていない)ルナマリアがビクッとして動きを止める。そして改めて私を見つめてくる。


『…え?…貴方が話し掛けてるの?』

『そうだよ。私の名前はアルフ。アルフ・シーンと言うんだ。初めまして』


かなり驚いているのか、口を開けたまま固まって…あれ?眼に涙浮かべてない?変な事言ってないつもりだが…。


『お、お母さん以外とようやく喋れた…』


まぁ、そうだわな。あのムーンウルフの母親も、念話を私に使ってくるくらいだから普通に会話は同族くらいしか出来ないだろうし。


『っていうか、あんた日本語で喋ってるよね?あんたも元日本人なの?』


……は?…いや念話だから…いやこの世界の言語で喋ってるんですけど…いやいやいや、そうじゃないぞ。


『ちょっと整理しようか。まず喋ってるのはこの世界での言語だよ。念話だから勘違いしたんだね』

『…あ?…ああ、そうなんね。ごめんなさい。勘違いしたぁ〜』

『あぁ、後半は勘違いじゃあない。この世界に転生して来た元日本人で間違いないよ』

『…はぁ、そうなん……はぁ?元日本人なぁん?』


あはは、よもや同じ転生者?で元世界の同じ地域に住んでいたとは思わなかったよ。



誤字脱字等ありましたら、ご報告頂けると幸いです。読んで頂いた方々に感謝を。



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