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第1章 その24 その祝福は女神の力の欠片

年末押し迫って来ましたね。世の中、忘年会真っ盛りでしょう。私には縁のない話ですが(笑)


本編に戻るが呼び出し回です(笑)



月狼ムーンウルフの毛並みが気持ち良いのと、魔力を殆ど使い切った為に急に睡魔が…

撫でながらもそのまま私は眠りに落ちた。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



気が付くと、何故か家とは違う場所にいた。いや場所というよりも空間と言った方が正しいだろうか。

足元には薄っすらと白い靄が佇んでいて、一面真っ白な世界。ここって…。


「やっと寝てくれて助かりました。これで心置きなく貴方と会話出来ます」


以前にも聴いた、心の中に涼やかに響く声が右後方から聴こえて来た。やはり女神グランデ様だ。


「お久しぶりです、グランデ様。2年ぶりでしょうか」

「…あ、はいお久しぶりですね…いえ此方ではまだ数ヶ月ってところですが」


ふむ、時の流れが違うのだろうか?まぁ其処は置いておいて、先ずは自分の事についてだ。


「グランデ様、質問がいくつかあるのですが宜しいでしょうか?」

「…良いですよ。どちらにしろ、貴方には伝えなければいけない事などもありますが…」

「先ずは、私の今の姿についてです。何故、私は…成長しているのですか?」


そう、先ずは周りを見渡した際に、気付いたのだ。視点の高さに。気付いて自分を見ると幼児体型だった筈が…少年、前世で言うところの小学5年生くらいの体型になっていた。手や足も伸び、すらっとした体型。着ている服は、これまで着ていた様な麻出の薄いブルーの生地で出来た普段着が体型に合わせて大きくなったといったところだ。


「……そっちですか?…いや、う、こほん…単に私が話しやすい状況にしたかっただけですよ…」


ええっと…あぁ、成る程。グランデ様と背の高さが一緒…いや少しだけ見上げるくらいに迄、成長している姿なのか。失礼かと思うが、『詳細解析』を使うとグランデ様の身長が151セメルと出た。となると私は140セメルくらいなのだろう。


「う、才能スキルを使いましたね…うううう…どうせ小ちゃいですよ!」


流石に女神様に才能スキルを使えば、即バレるわな。しかし、小ちゃいって…ああ。


「グランデ様、胸の大きさで優劣は決まりませんよ。単に個人の好みの問題。Aカップだからといって、悲観するべきではありません」

「ええええぇ…でも、男性は大きい方が好みだってよく言うじゃないですかぁ」

「何方から聞いたのかは知りませんが、単に大きい方が母性を感じる事から…というのが大勢だと思います。個々人の優劣ではないので、安心して下さい」


まぁ、言っても納得はしてくれないだろう。まぁ、私は本当に胸の大きさでどうこう思わないのだが。


「うーん…貴方は本当に大きさに拘りはない様ですね。ちょっと安心しました」


未だ涙眼で返してくる、グランデ様。よっぽどトラウマになってるのだろうか。それよりも…


「グランデ様、まだ質問があるのですが宜しいですか?」

「え?あ?はい、どうぞ」

「以前、転生する際に頂いた祝福…『悠々自適』についてです」

「それです!その祝福が問題なんです。あれは、私の能力の1つをそのまま差し上げた様なものなんです」


あぁ、やっぱりだ。この世界(前の世界でもだが)では、有り得ない祝福だったんだなぁ。




誤字脱字等ありましたら、ご報告頂けると幸いです。読んで頂いた方々に感謝を。



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