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第1章 その19 その託す想いと眩く光

いつになったら復調するのか分からない、そして自分が解らない状態です(苦笑)。今週も無事更新出来ました。


白い獣…いや幻獣ムーンウルフの親が、傷付いた我が子をクレセントベアから守っているこの状況。

これが人間同士の争いなら、迷いなく助けるエミーとオズなんだろう。でも魔物と幻獣の争いなのだ。横から踏み込んで、逆に此方が襲われるなんて事にもなりかねないからか二の足を踏めない感じ。


私もどうしたもんかと悩んでいる時、突然に声が聴こえてきた。


『人の子よ…女神に祝福されし人の子よ、聞こえるか』


二人を見るが、聴こえた様子なく警戒したまま。頭の中に響いている?


『人の子よ…どうか我が子を助けて欲しい。我はもう威嚇するくらいしか、力が残っていない』


これは…ムーンウルフの親の声か。ムーンウルフの方へ顔を向けると、一瞬眼が合った。間違いない様だ。


『どうか頼む。其処の熊もそんなに体力が残って無いはずだ。我が子だけでも…』


ジッと親ウルフの顔を見てると不思議なもので、焦っている様にも懇願している様にも見えてくる。

……仕方ない、やってみるか。エミーとオズに話してみよう。


「とー様、かー様。あのムーンウルフさんを助けようよ。私もまほー使うから」


二人が私の方へ顔を向けて…眼を見張っている。まぁ、驚くわなぁ。簡単に説明するかね。


「光の球を熊さんの目の前に放つから、とー様かー様は左右から攻撃して』


それを聞いたエミーは眼を輝かせ、オズは呆れ顔で見てくるが直ぐに二人で見つめ合い頷く。


「アルフ、やりましょうか」「ホントに私の子かな…まぁでもアルフに賛成かな」


心の中で『オズ、多分貴方の子だよ。身体は間違いなくね』とツッコむ。


さて、先ずはイメージ。ただの光じゃ意味がない。閃光が一番不意をつけるか。まぁ使えるのは光魔法か風魔法しか選択肢ないんだけどね。放つは閃光、熊の眼前。後は二人に仕留めて貰う。よし固まった。


「いくよ〜」


左右に二人が少しずつ離れていく。足元に落ちている小石をそっと拾う。クレセントベアの顔の横を狙って、小石をおもいっきり投げる。放物線を描いて…少し狙いが逸れて肩の辺りに当たった。気付いたクレセントベアがゆっくりと顔をこちらに振り向いてくる。片目が此方の視界を捉えたその瞬間、魔法を発動。


閃光(フラッシュ)


クレセントベアの眼の前に、直径1セメル(センチ)程の光の球を生み出し強く明滅させる。クレセントベアは突然の光量に顔を振ったり、腕を眼の前で振ったりしているが狙ったのは眼前。質量がある訳ではないから、当然光球を腕が空振りしている。うん、私も眩しい。やり過ぎたかもしれない。3セクル(秒)ほど光らせて直ぐに解除。と同時にエミーとオズの二人は左右から仕掛けていく。


左右から仕掛けたつもりが、眩しくて熊が身体を振ってヨロけた為、エミーは熊の正面から、オズが背面から仕掛ける形になる。エミーはキラーモスキートと同じく、逆袈裟に斬りつける。オズは後ろから首元を狙って突き刺していく。


何方の攻撃も有効打の様だが…上手くいったかな?




誤字脱字等ありましたら、ご報告頂けると幸いです。読んで頂いた方々に感謝を。

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