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第三章. その22 そのコノコの初めての確認


最近、少しづつ増えてるブクマに嬉しい限りです。





どうも身体が小さい所為で、感情の起伏が…いかんなぁ。さて、聞きたい事はぜん…

いや、全く聞けて無いじゃないか!


「あの、好子の才能についてなんですがアレは何でしょう?」

「私達にも分からない…いえ、答える訳にはいかないモノと言いましょうか。基本的に他の世界の力の事を、安易に教える事は出来ないのですよ」

「まぁ、推測は合ってると思うぜ。独り言だがなぁ」

「カードってこの世界じゃ珍しいのは確かだけどぉ、面白いわよねぇ」

「…ん。全部言われた」


はぁ。もう答え言った様な、もんじゃないですかね。つまりは色のカードを作って魔法発動って感じが正解だと。まぁ、後は何とかなるだろう。こりゃ次回はお土産奮発しないといけないなぁ。


「ん。美味しいもの期待している」

「俺ゃ、酒で良いからな」

「アタシは貴方で良いわん〜」

「アルフ君はわた…ごっほん。そう言う性的なのはダメです!」

「あらん、アルフを見て愛でるだけよ〜。変な事なんてしないわよ〜。グランデちゃんはもしかしてしたいのかしら〜ん?」

「そそ、そんな訳、ななな、ないですよ!かっ神が…」


あーあー、グランデ様、揶揄われてるよ。先程の抱擁で、余計に突っ込まれる原因になってるなぁ。まぁ、皆んな暖かい笑顔だし。なんか前世の学生時代を思い出すなぁ。



「あ!そうそう〜、面白そうだったからぁ〜、コノコに一つプレゼントしといたわ〜」


は?ココにプレゼント?面白そうだったって、なんだ?


「召喚勇者に必ずあげる【異世界言語理解】をあげたのよ〜」


意味が解らないんだが。


「会話は直ぐに出来る様になるわねぇ。んで文字の理解も早目に出来る様になる優れ物よぉ〜」


ココの会話が直ぐ出来るのはありがたいのだが、何故それをくれたのかが気になるんだが。


「「「「それは乙女のヒミツ」」」」


四人もの神に一斉に声を揃えて言われると、すっごい恐いんだが。うをっ!状態が【畏怖】に陥ってる。冷汗が出て、身体が震える。気付いたグランデ様が私をまた抱き締めてくる。今度は泣きはしないが、心は落ち着いて来る。そして、またグランデ様が揶揄われる。関係的に神々と、ただの人なのだが…ちょっと楽しい。


その後は他愛も無い話をして、帰る事にする。未だブラウン管に、好子の顔を紅くした場面が映っているのが気にはなるが、此処と同じ様な意味合いの気がする。


「では戻りますね」

「おう、またな〜」

「じゃ〜ねぇ〜」

「ん」

「はい、お待ちしております」


グランデ様、ちょっと違うよ。と思いながら自宅の裁縫部屋へと転移した。


◇一方、女子だけ固まって何やら話している部屋(ココ視点)◇



シ「ルナマリア様、御主人様とのお風呂は定番なのですか?」

ル「ん?普通だね〜」

シ「では、一緒に入っても?」

ル「え?良いんじゃないかなぁ。さっきも普通だったでしょ〜」

シ「そ、それは夜伽もでしょうか?」

ル「???ヨトギってな〜に?」

シ「…そ、そそ、それは…」

エ「それは男女の営みについてだ」

ル「???よく分かんないけど、一緒には寝てたよ。エミーさんがいた時は、一日置きとかかなぁ」

イ「エミーレシア様?…ああぁ〜コレは普通に寝てただけね」

ルナマリア、イレース以外「なんだ、そう言う事か」


なんで皆んなの言葉が分かるのかな?アルフ君はいないから、念話で通訳している訳でも無いんだけど。

そ、それに猥談って。此処の世界はそんなに進んでいるの?私だってまだ、した事ないんだよ。シィルって子はどう見ても十二、三歳位だよね?アルフ君は…ん?視界の端になんか文字が…これ、同僚の女の子がやってたゲーム画面みたいな奴?そういや、身体にカードが入ったんだっけ?アレは怖かったよぅ。なんでマジックみたいに掌の中に入っていくの?テオ君やシィルちゃんは当然の様にしてたのが不思議で仕方ないんだけど。気を紛らわせる為にも、自分のカード見てみよっかなぁ。と思うだけで左手からカードが出てくる。そこに自分の能力とか数値が、書かれてるのも違和感というか何というか。





名前 コノコ・ヒラビ

年齢 16歳

種族 人間(女)

職業 色彩師カラーコーディネーター

レベル 1


体力 7/13

魔力 10/10

筋力 5

知力 9

魅力 8

器用度 3

敏捷性 6


才能(スキル)

調理LⅠ

自己鑑定


特殊才能(ユニークスキル)

色彩効果 異世界言語理解



うーん。強いのか弱いのか全く分かんないわ。魔力があるって事は、魔法が使えるんだ?調理ってレベルがあるのね。でも一なのか〜、確かに、お一人様でしか作ってないけど。色彩効果ってなんなんだろう?

あ!?皆んなの喋ってるのが分かるのってコレが原因かぁ。アレ?でもこの世界の言葉、さっきまで分かんなかったよね?意味分かんないけど、まぁ、意思疎通出来るのはありがたい。だって勉強なんかこれまで大してやってないし。あ、でも知力は一番高いよね。実は頭良いのかな私。


ん?なんか周りが静か…なんだけど…アレ?何?なんか注目されてる?


イ「ねぇ、コノコ?」

コ「はい?なんでしょう?あ、ココで良いですよ」

イ「ココね。それでね、さっきから何で喋ってるのかな?」

コ「え?喋っちゃダメですか?」

エ「そうではなく、何故喋れる様になっているのかと聞いているんだが」

コ「…私にも解らないんですが、いつの間にか【異世界言語理解】ってのがありまして、コレのせいかなぁと思います」


皆んなに、先程から見ていたカードを見える様に前に突き出す。すると皆が様々な表情をした後、一様に落胆した様な顔で私の顔を見た。


「「「「明日から頑張ろうな!」」」」


え?ええ?意味が解らないんですけど?


そう、この時は全く分からなかったんですが、十六歳にもなってレベル一ってところが有り得ないそうで。普通はレベル五、六はあるそうです。そんなん知るか〜!




読んで頂いた方々に感謝を。



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