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prologue1st その1 その男、事故に遭う

小説を初めて書きます。本業ある為、執筆がかなり遅かったり誤字脱字があったりしますが温かい目で見て戴けると幸いです。


2018/09/11 本筋は変わっていませんが、少しサブタイ、本文を修正追加します。

2019/04/30Prologue 1st を纏めて四話目に投稿しています。読み易くしているので、其方からどうぞ。


何台もの車両が通過して行く…


赤いテールランプを横目に見ながら、男は手に持った赤色誘導灯を振って通行を促す。


男は既にアラフィフと言われる中年。これまで様々な職業を経て来た彼は、今は交通整理の警備員。

性格は至って真面目。その男の本質のせいか趣味や仕事など興味があると没頭するが、ある程度【知ってしまう】と飽きてしまう為に万能であるが一流になれるだけの才能は無い。器用貧乏とも言う。

人付き合いもそれなりにこなすが、あまり深入りもしない。過去に恋人は何人かいたが、結婚まで至っていない。自身が思い描く理想像でない状況や自信がない故に。


ふと左腕の時計を見る。


「おっと、もう時間過ぎてるな…」


一頻り(ひとしきり)車両が通過し、切れたところで帰り支度を始める。


「今日は夕飯何にしますかねぇ…」


独り言ちながらテキパキと片付ける。工事をしてた責任者の所へ行って、業務終了の挨拶をする。


「今日はこれで終わります」

「お疲れさ〜ん。次はいつ?」

「次は明後日ですね。お疲れ様でした、お先に失礼します」


責任者に挨拶し、駐車場に停めている車に乗る。エンジンを掛けて発車し、通りへ走らせる。

暫く走っていると、前方の車両がやけに左右にふらついている。危ないなぁと思い、普段よりも車間を大目に空けて進む。注意深く見ていたら、急に前方の車が大きく右にふらつき中央線を超えて対向車線の歩道側のガードレールに思いっきりぶつかる。

「マジかぁ」と思ったその時、対向車線側を走っていた大型トラックが驚き避けようとハンドルを右に切り、男の進行方向に飛び出してくる。反射的に左の方へハンドルを切るが間に合わずぶつかってしまう。

トラックはそのまま左側の歩道へ突っ込んで行く。ぶつかったあまりの衝撃に、苦痛の呻きをあげる男。目の前が赤く、段々と黒く染まって……意識が途切れた。



次はいつ出来上がるか…構想だけは2章の中間まではあるんですが(笑)その先は…(苦笑)ちゃんと書き溜めてから始めればと後悔中です。

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