表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑記  作者: 真四知杣華
2018年3月
89/100

煩慮

新生活が差し迫る。


今までの常識が通用しなくなる。


頼れるのは己のみ。


独りだけで生活できるのか。馴染めるのか。授業についていけるのか。何かに巻き込まれないか。


いつも通り不安が募る。


いつもいつも思うが、私の不安は杞憂が多い。きたる不安に備え万全なる用意を無意識中でしているのかわからないが、的中した覚えがない。


やはり世間一般的に言われているように、万物はなるようになるものなのだろう。


とはいえ不安は拭えない。不安を拭わず抱き続けることは、自己防衛や危機予測等の面からして決して間違いではないのだろうが、流石に心身に悪い。


不安不安不安不安不安不安。ふあ〜ん。


独りで生きていく上では、常に私の身体に不安が取り憑き寝首を掻かんとしている。不安に押し潰されそうになる。


やはり、人間一人じゃあ生きていけない、という謳い文句も、なまじ馬鹿にできないというか、真理を示しているのだろうよ。


パートナーを見つけ、一緒に生きていくことは、人間の本能から考えても、必須のことなのだろうなあ。


ただしこれは不安でいっぱいな人の話だろう。不安の少ないような人はこの限りではないはずだ。そんな人間はほんとうに存在するのかは私の計り知るところではないが。


果たして真の心奥でも不安がない人間なぞいるものか。


不安こそ知恵の象徴。


不安は未来の予測。


不安を抱き生存の為の手段を確立してきたからこそ今人間社会ができているのだ。


不安を抱かぬ蛮勇なる者には死しかあるまいて。


と、いうわけで、不安を抱くことこそ絶対的に正しいと改めて自分に言い聞かせて、不安の中で意識の底へ沈んで参ります。おやすみなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ