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雑記  作者: 真四知杣華
2018年3月
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夜貓

極めて個人的なことを言うと、私は怖いものが苦手だ。


そもそも怖いという感情を抱いた時点で苦手という意識も包摂されているような気がするが、まあそれはさておき非常に苦手だ。


グロ画像等の、単なる表現自体が猟奇的なものはまだ慣れている。あまりに衝撃的なものはたまにフラッシュバックしたりするが全般的にそこまで怖いものではない。


なんといってもやはり恐ろしいのは、急に現れる、所謂ビックリ系のホラーだ。視界の端から想定外のものが俄に現れる怖さ。いやあビビるね。


「想定外の」というのが肝だと思う。日々変わりないふつうの日常の中に突如として現れる怪奇こそ最恐でありますな。


さて、何故今回こんな話をしているかというと、先程このビックリ系のホラーを味わったからだ。


先刻、まあ有り体に言えば一人遊戯をシたあと、お手洗いを済ませ、胸がすくような気分になっていたときのことだ。その後はいつものように暗がりのなかそそくさと居間へ向かい、寝る準備を整えて無難に寝室に向かう、という一連の所作を思案していた。その心持ちのなか、まずお手洗いのドアを開けると刹那、視界の端から足音も出さずに急速に迫りくる巨大な黒き物体が。私は咄嗟の出来事にビビって身を震わせるとそれは進行方向を180度転換して走り去っていった……


まあ結論から言ってしまえばその黒物体はうちで飼っている猫だった。


ほんっとにビビるわー。


もう何度もうちの猫にはビビらされている。深夜の猫の怖さをご存知だろうか。深夜故寝ている飼い主たちに迷惑をかけないようにしているのかわからないが、彼奴らは足音を一切出さない上、鳴き声もあげない。そしてライトで暗闇を照らすと煌々と光り出す目玉。怖い要素満載じゃあないか。日中私は頻繁に猫に構っている為懐かれており、それが原因で深夜帯に行動しているといつの間にかついてくることがある。ついてくるだけならまだいいが、私の行動を先読みしているのか行く先に毅然と待っていたりする。これがまたビビるのだ。予期せぬ障害物との遭遇。流石にビビるのだよ。


ちなみに猫は3匹いる。猫らそれぞれがランダムに私をビビらせにきている気がする。いっそ毎日同じように来てくれるならいいのだが、隔日だからこそタチが悪い。


生物は恐ろしい。

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