79/100
汚点
私は未だに創作活動を恥ずかしく思ってしまう。
それは恐らく不完全なものしか創れないからだ。
創作活動に対する恥ずかしさによって、吹っ切れた本気のものが作れず、不完全なものしか創れない。
そして不完全なものを創ってしまった故の恥ずかしさを覚える。まさに負のスパイラル。
こんな、「恥」なんて感情を持ってしまうのは、平たく言ってしまえばプライドのせいだ。
自分をあたかも非の打ち所のない素晴らしい人間であるかのように見せたい欲が人一倍強く、そしてナルシシズムも強いのだ。
それ故、不完全なものを許さない。他者の創った不完全なものを見る分にも、多少の嘲りを持ってしまう。
別にこれらの症状は特異なものではなく、なべて世間一般の人々も総じて思っていることだと思う。
皆それをひた隠しにしているのだ。
私は、「恥」を消し去る為にはほんとうの自分を露わにするべきだと思う。恥知らずな露出狂になっては無論駄目だが。
己のほんとうの欲に則った、粉飾に粉飾を重ね着飾った己にとってはあられもない姿を披露することこそ、創作活動の肝なのではないか。




