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雑記  作者: 真四知杣華
2017年10月
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硝子

人は誰しも何らかの真理を有していると思う。


高尚なる自説。仮説であれど各人なりの気高き筋を持ち合わせている。


行動原理たる論理。気怠さに満ち溢れど芯はまっすぐだ。


真理は語るべくもない。否、語るに及ばない。


真理こそ心中に留めるべきものであろう。己の論理構築により成る理論は決して他人に教え説けるものではない。噛み砕いて平易な表現にするのは容易いことだろうが、それは本質を指し示すものではない。


まさに真理と共に心中するのが相応しい。


また真理とは悟るものだ。偉人の高尚な思想だから継ごうとするだとか、恩師への崇敬から思想を猿真似しようとするとか、そういうものではない。


勿論、真理とは他人の影響から次第に成っていくものでこそあるが、他人のそれそのものではない。


結局のところ、真理は不明瞭だ。与えられた情報から、自分なりに解釈し、自分だけが理解できる形でしか、形が与えられない。


千差万別の真理。止揚したらどうなるのだろう。


真理とは理想。全てが正しい。


絶対的真理だ、と、こころのなかではじしんまんまんなのだ。

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