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憂心
この時期は、不安で仕方ない。
テスト。
いかにして今回はそれを乗り越えるのか。
毎度毎度不安に満ち満ちながら、その都度なんとか乗り越えている。
存外容易に乗り越えることのできるときもあるのだが、実際に相対してみない限りは不確定事項の塊だ。どんな問が出るのか。難易度はどれくらいか。前回は簡単だったとはいえ今回も同じ作りになるのか、いやそんなはずはない。
ぐるぐるぐるぐる廻る思考。余計なことばかり考える。最悪の事態を毎回想定しているのはいいことなのだろうが、いかんせん想像だけだ。こんな事態に陥ったらどうしよう、とまでは考える。対処法を導き出そうとはしない。そうして時間が経ってはじめて焦りだすのだ。しっかりと最悪を想定できていたからこそ。
まあむしろ、最終的に対処できてきたのだから、一概にこのやり方は間違っているとは言えないだろうが、身を滅ぼすときも近いのだろうか。
あまり私は挫折というものをしたことがない。いや、挫折を恐れて何もしていないからだろう。
何はともあれ今の私にできることは祈ることだけだ。全てが順当に巡り巡って私の幸運に辿り着くことを。
こんな青春時代の苦しみも後にはかけがえなく思うのだろうか。まあ過ぎ去った過去というものは尊ばれるものであろう。
何もかも、やり直すことなどできないのだから。




