23/100
愚蒙
4月24日、
俺の愚かさに呆れる。
未来が見えていない。たった一時の勝ち負けに拘り、愚かにも時間を無駄にする。
精神の中に渦巻く非生産的な感情。これのせいにするのは些か責任転嫁のような気がするが、何かのせいにしないと自身を保つことができない。
今の俺は私ではない。こんなものは僕じゃない。
精神というのは場の状況によってその有り様を変化しているが、自分ほど顕著な者はいるのだろうか。
私の精神はそれぞれかなり独立している。殻を被り、皮を被り、猫を被る。
良心の枷が俺を苦しめる。積み上げてきた、取り繕ってきた体裁の壁が立ち塞がる。
俺は私のために、俺は僕のために、精神を狂わせる。
なんのために?
俺は私には不要だ。




