表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫が異世界行った話  作者: マーチメイ
5/9

5話



ギルド解体場



「どうしたんだお前」


「にゃー」



時刻は午後そろそろ仮に出かけた冒険者が戻る頃だ。


「危ねぇからあっち行ってろ」


しっしっと手で追い払うが猫は逃げない。


しばし見つめ合う猫と解体場のおっさん。



「…はぁ……そこ危ねぇから見てるならそっちに居ろ。後で半端な肉でも食わせてやっから」


根負けしたおっさんは頭をわしゃわしゃと掻くと隅へ指を差した。


「にゃー」


指差された方へ尻尾を振りながら歩く猫。


指定された場所で伸びをし寝始めた。



「お前らそこに猫がいるから作業する時気を付けろ」


「「「へい」」」


猫は着々とギルド内の縄張りを増やしていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ