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始まりのにゃんこ

僕は死んだ、原因といえば学校帰り横断歩道を渡ろうとしたらトラックが突っ込みなんてよくあるような死に方をして死んだ。

「我ながらあっさり死ぬもんだよな」

だが自分が死んだ理由より一番気になったことがある。そう自分の手がモフモフ…そして目線の低さよく見れば手だけではなく体全体ももふもふ

自分の顔を見なくてもわかる絶対そうだ、自分は猫になっていた

「いや、こうゆうね…死んで転生っていったらイケメンだとか絶世の美女だとかはわかるよ?猫ってなんだよ!!好きだけど!?」

一人悶えていると眩い光が辺りを照らす、目が開けれないほどの眩しさに目を閉じる。

「もしもーし、聞こえてますかー?」

「え?誰かいるの!?」

「はい、いますよー。とりあえず目を開けてください」

「ん…おぉ、天使の女の子だ!!」

「天使というか神様です!」

偉いんですよ、とでも言いたげに神様という少女は胸を張る。うん、ちっさいな

なにがちいさいかって…うん、あれだよあれ

「今、小さいって思いませんでした?」

「いやいや!!貧乳でもおっけー!!」

「そうじゃないですよ!?もう、時間ないですからとりあえず説明します」

プリプリと怒りつつ彼女は手に持っていた紙を見る、なんだろうと思いつつじっと見ていると軽く咳払いをされたので笑って誤魔化した。

「えー…貴方は、前世で死にました。そして生まれ変わったのですが手違いにより猫になってしまって…そこまではわかります?」

「うん、死んだのも猫になってるのも把握済み、というか手違いなの?」

「手違いなのです…」

「ふ~~~~ん?」

しゅんっとなるのが可愛いがまさか手違いだったとは…

「それでなんですけど…もう猫に生まれ変わったのなら仕方ないので能力上げときました」

「はい?猫に能力あげたって意味ないんじゃ…」

「その代わり世界を救ってください」

「いや、もうちょい説明プリーズ」

「頑張ってください!」

有無言う前に貧乳神様は消えた。唖然とする僕


こうして何も説明なしに世界を救えと言われた僕は盛大のため息を吐いた

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