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転生魔法使いは射程2メートル  作者: ひでんのたれ
冒険者編
63/147

60話 強敵!?との戦い

強敵!?現る!

巨大化したハクトは、僕たち3人を背中に乗せポルン村西の入り口に向けって駆けている。



しばらく走っていると、思いもがけないものと遭遇するのであった。


目の前に複数のオークがいる。ひときわ大きな体のオークが一匹。扇を手に持った小さなオークが一匹。こいつは斥候でみた『オークコマンダー』だ。そして周囲に、『オークウォーリアー』×1に通常種のオーク×3を発見。


どうやら西へと向かおうとしているところのようだ。


ここで叩く!

こいつらをここで仕留めれば、西は問題ない。


「レニー、ウェンディーここであいつらを殲滅する!」


「っす!ハクトばかりにいいところ持っていかれたくないっす」

やるぞとばかりに、やる気満々のレニー。

「ん!負けない」

ハクトの活躍に感化されたのかウェンディーも気合十分のようだ!


「あの一番でかいオークは僕が相手する。おそらく『オークジェネラル』だと思う。」

「あとのオークは二人に任せる。あと扇を持っているのは『オークコマンダー』だから逃がさないように最優先だ!」


「了解っす!」

「まかせて!」


オーク達はまだこちらに気づいていない。

ハクトに乗った僕たちは一気にオーク達との距離を縮め、オーク達が気づいたときにはもうすでに遅し。

ウェンディーによる先制攻撃で、オーク×3匹が一瞬で絶命。

残るは、『オークジェネラル』『オークコマンダー』『オークウォーリアー』の3匹となった。


まずはじめに動いたのが『オークウォーリアー』それに相対するのはレニーである。


「ブフォン!!」

鼻息を荒しオークウォーリアーは手に持つ斧の大きく振りかぶりながらレニーに向かって突進する。

しかしレニーはさすがだ!距離を取るのが上手い。なかなか近づくことができないオークウォーリアーは少しずつ冷静さを欠いてきた。近づこうと思っても近づけない、それなのにレニーの攻撃【アイススピア】(鋭氷突)は当たる。この状況に少しずつだが動きが大雑把になってきている。

「グルルルルゥ!!」


レニーはその隙を見逃さない。ここぞとばかりに

「アクアボム(水爆弾)」

レニーの新魔法であるアクアボム。シャボン玉のような形をした水の球を投げ、相手にぶつかった瞬間大爆発を起こすという強力な中級魔法だ。


オークウォーリアーの頭部に直撃し頭がはじけ飛びレニーが勝利した。

ティラドンザウスとの闘いで、魔法の威力が足りないと感じたレニーは、新しい魔法を覚えていたのだ。


『オークコマンダー』とウェンディーの戦い。

コマンダーは戦闘力ははっきり言って皆無である。しかし逃げられると厄介な相手でもある。

ウェンディーは、【ライトフラッシュ(光眩)】を使い周囲を急激に明るくしコマンダーの視界を塞ぐ。


コマンダーは何が起きたのかあたふたしている。


次の瞬間に【リモートツヴァイ(遠隔操作)】遠隔操作型の魔法発動装置から【ライトレーザー(光熱線)】ビームのような光属性魔法を放ち命中。


一瞬の出来事であった。戦闘力に関してはCランク魔物と大して変わらない。もしかするともっと下かもしれないコマンダーであればウェンディーにとって造作もない敵であった。


そして舞台は、『オークジェネラル』VSテオへと移り変わる。


うーん。あのちょっと頭のおかしい女神がいうにはこいつがヤバイっていってたんだよね。

僕の夢枕に立ってまで。


どれ、鑑定してみるか!


【鑑定!】


-------------------------------------------

種族:オークジェネラル

HP:172 MP:34

力:180

耐久:169

敏捷:41

魔力:59



特殊スキル

物理攻撃力大上昇



スキル

剣術強化

筋肉硬化

-----------------------------------------


これハクトと出会ったときよりもかなり強いな。それに【物理攻撃大上昇】とかさらに攻撃威力あがるのか・・・。

ただ・・・これ見ても・・・。うん僕と比べると、メリッサが『ヤバイ』というほどじゃないんだよね・・・。


「ウォォーーーーーーーーーーーー!!!!!」

オークジェネラルは大きな声を上げ力を蓄え始めるとやつの体から黒いオーラが出始める。そして上半身に着ていた服が破れ、その巨大な体にオークとは思えぬような筋肉バキバキ、見惚れてしまいそうなシックスパックの腹筋が顔をだす。


説明しよう。オークとはお腹がぽっこりと出ている種族である。それは上位種でも同じように腹が出ている。基本メタボである。


が・・・しかし・・・目の前のオークジェネラルはというと。腹筋を含め体中の筋肉がバッキバキとなっているのだ。


そして僕が日本にいたころに流行っていた、シックスパックという腹筋を手に入れている。


メリッサの言葉を思い出す。


たしか『ヤバイ』っていってたよな・・・。そのあとの言葉は上手く聞き取れなかったけど・・・。


戦闘力でいうと僕にとってヤバイというほどの相手ではない。でもわざわざ夢の中で、『ヤバイ』といってきた。あのメリッサが・・・メリッサが・・・メリッサが・・・。


・・・・・・・!!!!!


あっ・・・・

そうだ・・・。

僕には一つ心当たりがある。


メリッサは重度の『筋骨隆々好き』なのだ・・・。


あのヤバイって

「このことかい!!!!!」

シックスパックの腹筋で体中筋肉バッキバキ・・・。それがすごい、素晴らしいという意味で興奮して夢に出てきやがったんだな・・・。


ヤバイ!なんだかそう考えるとイラっとしてきた。

今もきっとニヤニヤしながら見ているような気がする。


力を溜め筋肉が増大し続けるオークジェネラル!


僕は一瞬で間合いを詰め、【ウインドカッター(風鎌)】でオークジェネラルの首を切り落とす。


力の溜め込みが完了するまで待つほどお人よしではない。


その様子を天界で見ていたメリッサは、

「な・・・なにやってくれるんですかテオ!」

「美しい筋骨隆々が完成する前に倒すとか」

「筋肉に対する侮辱です。」


しかし僕はそんな天界でのメリッサの声が聞こえるはずもない。


ふ~なんだかわからないけどスッキリした!!


オークによる最大戦力はこれにていなくなった。さっとアイテムボックスにしまい、西にいくのをやめこのことを今回の指揮官であるケイルに報告する為に北へ向かうことにしたのだ。



いつも読んでいただきありがとうございます。

相変わらず女神メリッサは【筋骨隆々】押しでした。

あのヤバイという言葉。それは【筋骨隆々】がヤバイといっていたとは・・・。

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