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転生魔法使いは射程2メートル  作者: ひでんのたれ
卒業コロッセウム編
42/147

39話 二回戦開始

『さあて皆様!魔法師学園カーデリア卒業コロッセウム二回戦が始まります!』

『昨日はおおいに盛り上がり、さらに本日は昨日以上に盛り上がること間違いなし。』

『話題沸騰注目選手も多い今年のコロッセウムはまだまだ見逃せない。』

『えー私本日も解説を務めさせていただきます兎の獣人レナことレナぴょんです。』


「「「わぁーーーーー!!」」」

多くの観客で埋め尽くされている会場は大きな歓声が上がりこれから熱戦が繰り広げられる場としての準備を整えているかのようだった。


『本日の対戦カードはこれだ!!!』


第一試合【ウェンディーVSロドリゲス】

第二試合【パメラVSブランドン】

第三試合【テオVSクラウス】

第四試合【ブリッドVSレニー】


『このような対戦カードとなっております。』

『やはり注目と言えば、第三試合テオVSクラウス選手でしょうか?』

『この二人の実力は共にトップクラス。見ものです。』

レナがそういった瞬間


「ウェンディーVSロドリゲスも注目ですね!」


『えっ』

レナはびっくりした表情で隣を見る。そこには金髪ロング、顔は頭からスッポリと被った黒いマスクでわからない。そんな男?いや女?がそこにはいた。


『あの!?あなたは?』

「私はマスクン」

『マスクンさん、ウェンディー選手とロドリゲス選手の注目ポイントはどこなのでしょうか?』


マスクンと名乗るものは見どころを解説し始めた。

「昨日のウェンディー選手。あの変貌ぶり。」

「それにより罵られたい。踏みつけられたい。とある種の男性人気急上昇!」

「あの冷たい視線で命令されたい!奴隷になりたい志願者多数。」

『・・・はあ・・・。』

レナはそう答えるしかなかった。


「そしてロドリゲス選手。」

「あの筋肉をみなさい。わかりますか?」

「あのムキムキはある種の人々を興奮させるのです。」

「聞いたことありませんか?」

「その腹筋で滑らかな大根おろしが作れます。とかその上腕二頭筋宇宙のビッグバンなど聞いたことありませんか?」


「そう、この2人の対決は正にこの世の神髄なのです。」

両手を広げキラキラと眩しいオーラが出ているような?出ていないような?マスクン。


『・・・。』

『えーと私にはちょっと・・・何を言っているのかわかりませんが・・・。』

『注目です!!!』

レナの思考回路では、ここは投げたほうがいいという判断に至ったようだ。


『それでは15分後に第二回戦第一試合【ウェンディーVSロドリゲス】の試合を開始します。』


『第一試合の選手は控室へ。』

『出番がまだの選手は観客席で試合を見学するも良し。』

『最終チェックをするも良し』

『それぞれ準備を行ってください。』


・・・15分後


『それでは二回戦第一試合を始めます。』

『昨日の一回戦!可愛らしさとこの世のものとは思えない悪魔のような形相へと変化したー。』

『そんな天使と悪魔のギャップで人気急上昇!隠れファンもいるウェンディー選手!』


『暑苦しい。そう暑苦しい。魔法使いに筋肉がなぜそんなにいるのかーーー?』

『ロドリゲス選手!』

ウェンディーとロドリゲスは闘技場の舞台へ上がり、対峙している。


ウェンディーはおどおどとややおびえた姿に見える。しかしこれは人前にでるときのウェンディーにとっては日常のことであり、対戦相手にビビッているわけではない。


対するロドリゲス。

スキンヘッドでブーメランパンツ。ロングブーツに上半身裸。汗だくになりながら、左右の胸筋をピクピクと交互に動かしたり、様々なポーズを取って観客に筋肉を見せつけるかのような行動をとっている。


ウェンディーを見る周囲の目は、まさに『豚になり下がったオス』の視線が集中しており、


ロドリゲスは女性からは、冷めた冷たい視線。一部の男性からはどこぞの宗教団体の信者が崇拝する教祖を見つめるような視線が浴びせられている。


そして今戦いの火ぶたが開かれる。


『ウェンディーVSロドリゲス』

『試合開始!!!』


ロドリゲスは両手を上げ腕を交差し、脚も交差させた姿勢で

「ストーンバレット(集中石弾)」

無数のいしつぶてを放つ土魔法を、気持ち悪いポーズで放つ。


ウェンディーはマジックシールドを貼る。

しかし、マジックシールドはすぐに砕けてしまったのだ。それでも微動だにしないウェンディー。


「これぞ筋肉の力。筋肉があるからこそ硬くなる!」

「硬さを作るには筋肉が必要なのだよ!この軟弱者が!」

ロドリゲスはそんなことを言い出してきた。

そしてモストマスキュラーと呼ばれるやや前傾で上半身の筋肉を見せつけるかのようなポーズをとり、

「ストーンゴーレム(土人形)」

と唱える。


ウェンディーはそれを見ても

「ん!」

一言だけ声を出す。


「さあ筋肉によって鍛え上げられた、おいどんのストーンゴーレムの力見せてやる。」

「いけー」

ストーンゴーレムはウェンディーに向かって動き出す。


「プー太」

ウェンディーのお友達でもありぬいぐるみ。実際は魔道具。

プー太はウェンディーが光の攻撃魔法を纏わせ突進させる。


ロドリゲスのストーンゴーレムとプー太の力比べである。

両者が衝突。プー太はストーンゴーレムの腹を貫通する。


「な・・・なんだと・・・おいどんのストーンゴーレムが・・・」

「こんな・・・軟弱者に・・・。」

顔を真っ赤にさせながらロドリゲスがワラワラと怒りに震え叫んでいる。


「筋肉いらない!」

「あなたの頭筋肉」

「・・・キモイ」

ウェンディーの言葉による3連撃がでた。するとなぜかとある筋の男性陣から大きな歓声が上がる。それと同時にロドリゲスに対して、


「「「うらやましい俺と変われ」」」

「「「ウェンディーちゃん俺にもちょうだい!!!」」」

「「「ウェンディー様もっともっと・・・はあはあ・・・。!」」」

そんな声援!?もあったとかなかったとか・・・。


「もう終わる!」

「プー太」

プー太の突進によりロドリゲスは場外へと飛ばされる。ご自慢の筋肉をもってしてもウェンディーの攻撃に耐えることはできなかったのである。

そう、できなかったのである。


当然だ・・・・。


『勝者ウェンディー選手』

大きな歓声と共に第二回戦第一試合は終了した。


次の対戦でもある【パメラVSブランドン】との試合は瞬殺で終了。パメラの圧倒的勝利となったのだった。


そして遂に注目の一戦が始まることとなる。

いつも読んでいただきありがとうございます。

遂に二回戦が開始しました。

この国の男は変態さんしかいないのか?大丈夫か?この国・・・。

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