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転生魔法使いは射程2メートル  作者: ひでんのたれ
卒業コロッセウム編
35/147

32話 トーナメント表

今回は久しぶりのあの人が登場します。

「予選を勝ち抜いた強者14名が出そろったー」

「えー。解説を担当します。私レナ=ヴェンデッター」

「レナぴょんって呼んでね!」


「「「ワアーーーーーー!!」」」

大きな歓声が上がる。それもそのはずこの解説を担当するレナはアイドル並みに可愛くキレイな声の持ち主だった。


「さてそれでは運命のトーナメント。対戦表はこれだーーーー!」


闘技場中央上空にステータスボードのようなものが登場しそこにはトーナメント表が出現したのだ。

対戦カードは次のようになっている。


一回戦!


第一試合【ウェンディーVSモカ】

第二試合【ノーンVSロドリゲス】

第三試合【パメラVSジャンド】

第四試合【ブランドンVSダグラス】

第五試合【テオVSアレン】

第六試合【デイジーVSクラウス】

第七試合【マデリーンVSブリッド】

第八試合【レニーVSケイトリン】


このような結果となっていた。一番最初はウェンディーからになる。それよりも気になるのは僕の相手だった。


「アレン!?あ~」

深いため息をついた。そう幾度となく僕に絡んでくる『アレン=バリッシュ』だ。最後の最後までこいつ絡んでくるのか?もうこれは運命としか言えないな。本選に出てきたし一応は優秀なほうなんだなっと思いながらもこれまでのことを考えるとそんなに優秀だとも思えないこの歯がゆさ。


「おい貴様!今日こそ決着をつけてやる」

また吠えるアレンに対し、ヤレヤレといった表情の僕。さすがにもう終わりにしたいところだ。


あと気になる対戦はというとクラウスとレニーになる。

クラウスの相手でもあるデイジーは『花の妖精族』。どういった戦闘をするのか興味深い。


レニーの相手は、たしか学年5位。今のレニーならいい勝負ができる相手と言えるだろう。これは見逃せないな。


「みんなートーナメント表みたかな?」

「お目当ての対戦はあったかなぁ~?」

解説のレナぴょんは会場の観客に対してそう呼び掛けた。


「さて、それでは試合を始める前に神への祈りをやっちゃいまーす。」

「みんな手を合わせてぇ~」


キーン~

コーン~

カーン~


僕は目を閉じ両手を祈るように握っていた。すると周囲が白くなり見覚えのある部屋にいた。


『やあやあおひさしぶりだね!』

『うんうんなかなか面白いことになってるねー。』

メリッサはワクワクしながら言っている。そうメリッサとは日本にいた僕を誤って殺してしまった女神である。


『ちゃっちゃらーーー』

『トーナメント私の一押しは、ロドリゲス!!!!』

『なぜかって?それは・・・筋骨隆々だから!!!』

「・・・。」

またきたメリッサの筋骨隆々。ロドリゲスというのは今回本選に出場した選手の中で、いわゆる【ゴリマッチョ】な人間だ。


『ったくテオが筋骨隆々を拒否するから、ロドリゲス君に決めた!』

『筋骨隆々を世に広める為にぜひとも優勝してくれ!』

そんなに筋肉がいいのか?そもそも魔法使いにそこまで筋肉いるのか?いらないよね?


『それにしてもテオはなかなか面白い成長しているね。周囲のお友達もなかなか面白いメンバーになっているし。』

そんなことを言い出してきやがった。面白い成長だと・・・。そうせざるを得なかったんだよ。誰かさんのおかげで・・・。


『ほらね!やっぱり全属性持ち射程2m威力100倍よかったんじゃない!?』

『あんなにテオは文句いってたけど今なら私を崇めるはず!』

無い胸を張ってふんぞり返っている。

「・・・・・・。」

僕は心の中で思う(そんなことはありません。ええありませんとも。崇めるなんてそんなことありません。)


『あーーーテオ。また胸ないって思ったでしょ』

プンプン!


あっ!そっちなんだ・・・。心を読めるメリッサ。そのメリッサが敏感に反応したのは小さな小さな絶壁胸についてだった。


小さいと敏感っていうもんね。と思いながらちょっと裸のメリッサを想像してしまった。


『そうそうテオ!』

『面白い能力あげよっか?普通魔法使いはいらないっていうんだけどどうかな?』

メリッサはそのように質問してくる。

普通いらないなら僕にも必要ないだろう?と思いながらも一応は聞いてみる。


「面白い能力とはどういった能力ですか?」

『ズバリ!!!』

ゴクリと生唾を飲み込む僕。

『腕力強化』

「はい!?」

『だ・か・ら!腕力強化!・・・だよ』

僕は即答で

「結構です。」

『なんでなんで?これ絶対いいって!』

食い下がるメリッサ。


「腕力強化して何になるんですか?魔法使いですよ!?」

『ふっふっふ!』

何か企んでいるかのような含みのある笑いをしている。

『テオって魔法の射程2メートルでしょ?』

ええ!そうですよ。誰かさんのせいで短くなったんですよ。

『だったら!』

『投げちゃえばいいじゃん!』

「えっ!!?」

またそんなおかしな発想を・・・。そんなんだから周囲の友人におかしいとか面白いとか僕が言われてしまうんですけど。

そもそも魔法を投げる!?意味不明にもほどがあるよ。


『魔法の射程っていわゆる魔力を使って放つの』

『つまり魔力使わず飛ばせばなんとかなる!』

ということらしい。魔法使いで魔法を投げるとか聞いたことないわ。

でももし本当にそれができるのなら試してみる価値はある。


「・・・あの~・・・。」

『なになに!?欲しくなった?体に入れたくなった?』

「腕力強化ってムキムキにはなりませんよね?」

『もちろん太くて硬くはならないよ。』

なぜ無駄に卑猥な言い回しをするんだこの女神は・・・。


『あくまで腕力が強化されるというだけね』

「そういうことなら、試してみたいのでお願いします。」

『オッケー!じゃあ中に入れてあげるね』

『筋骨隆々もいかがっすか?』

「ごめんなさい。」

【腕力強化】これがうまくいったらこれまでできなかった遠距離攻撃も少しはできるかもしれない。そんなことを考えていたら


『あっもうすぐ時間だね』

「はい!ありがとうございました。」

深々と一礼し、空間がゆがみ元の場所へ戻るときの光景へと移り変わっている。


『ついでに特殊スキルの【第六感】もつけとくね』

あああああーーーーー!!このタイミングでそれいう!?


ピカー!!!


・・・


・・・


僕は元居た闘技場の舞台の上に立っていた。

最後の最後にあの女神またやらかしやがったぞ!特殊スキルの【第六感】だって??


重要そうなことをさらりといって質問させないとかなんなんだ!!

そんな何とも言えない気持ちのまま、

【一回戦第一試合ウェンディーVSモカ】の試合開始の合図を待つこととなった。


いつも読んでいただきありがとうございます。

久しぶりのあの人!そうメリッサです。相変わらずの筋肉好きでしたね。

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