真面目ぶっても本性は出るもの
先日再投稿するというお話をしたのですが
ページ単位の削除でもサイトに負荷がかかる
らしく、再投稿ではなく文字の追加を行う
形にしたいと思います。
遠慮という言葉なので絶対では無さそうですが
サイトに迷惑になるらしいのでやらない方向で。
工場modにおけるエネルギー変換装置とは全ての機会を動かすエネルギー【源泉的物質存在力】を生み出す為の機械の一つである。上位互換となる機械は他に幾つか存在するが、それらはこのエネルギー変換装置を強化した物という形で実装されている。
所謂、これが無くては始まらないもの。電気の供給されない電子機器に置物以外の価値はない。
エネルギー変換装置は名前の通り何かを変換してエネルギーを作る装置だ。現在一番エネルギーを作りだせそうな星が億単位で入手出来る環境なので特には問題がない。
しかし、ここはゲームの初期位置である遺跡の次のマップ。アイテムの種類的な問題でここから先の機械開発に必要なアイテムが足りていない。
現在入手しているアイテムはざっと以下の通り
ココロダ木材×35t
イニシエ石材×2000t
ココロット白石材×2500t
土×1200t
鉄×80t
銅×90t
木の実類×いっぱい
星×195
エネルギー変換装置×5
リスケリア(リスのモンスター)×15
リスケリアの前歯×15
イヌンバ(野犬のモンスター)×26
イヌヌバの牙×26
クサパナキリ(ハナカマキリのあれ)×1
擬態の花弁×1
シカ等の動物が何匹かずつ
動物は食肉加工出来たりするが、モンスターだけ不殺プレイというのも可笑しな話なので今は手を出さないでいる。
工場modのツール第一段階である『簡単ドリル』だとか『簡単自動釣竿』なんかは作れるが正直言って性能は微妙の一言に尽きる。ドリルはこの時点ではただのロマン武器だし、自動釣竿は1日5匹ぐらいの小魚が釣れるだけだ。
小人の国では流通が限られている。つまり俺はここを離れ次の町に行かなければならない。もっとも、ココロット白石を取りに行くときは頭から抜けていたが、ボックスの出口を固定しておけば何時でもこの拠点に戻って来れるのだが。
その前に行うことが一つ。ボックスにモンスターを入れっぱなしというのは何だか少し可哀想だ。捕まえるだけ捕まえて永遠にボックスに入れたままなんて、そんな人いる訳ないよね?
「てな訳ではモンスター牧場作ります!」
「「「わーー!!」」」パチパチ
昨日から小人さん達がずっと着いてくるんだけど暇なのかね?それは置いといて可愛いので大量にある木の実で餌付け。本当になんでこんなに着いてくるんだろね?
モンスター牧場と張り切って言ってしまったが、基本的には放し飼いにします。彼らのモンスター生を縛りつけるのは異世界だと思い込んでる現状では重すぎる。
なので餌を食べにくる場所を造るだけです。その対価に太陽が真上に登った時に出来るだけ餌場にくるように説得をする予定だ。因みにモンスターにこちらの話が通じるのはほのぼのmodの効果だ。でなければ餌付け等をしてその行動を取るように調教しなければならない。クソ面倒臭いのでほのぼのmod様々である。
食生が違うのに餌の用意出来るのか、という問題についてはこれまたほのぼのmodさんが【魔物の餌】というマゼリオンに食材アイテムを放り込めば出来上がる便利アイテムがあるので大丈夫。もう結婚して!ってくらい便利だ。ヌルゲーとか言ってはいけない。モンスター何百種類いるのか分かってんのか!?
種族ごとに木材で出来た板を組み合わせて出来た餌入れを第一豆腐ハウスと第二白豆腐ハウスの北西に6つ作り出し、モンスター達を大放出。喧嘩をしない事と襲われている仲間がいたら出来ればでいいので助けてあげることを言い渡す。
「ん?五つじゃないです?」
「ハハハ、勿論君のだよ」
「私は妖精だって言ってるです!食料も貴方の魔力食べてるじゃないですか!」
「何だって!?毛玉が獣の仲間じゃないだと!?」
「喉に突っ込んで窒息させてやろうかです!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともあれ、これで出発においての憂いは無くなった。移動に便利なmodが無いので移動手段は限られている。黒塔跡地にラスボス様と邪神ちゃんを呼び、次の目的地である町『アウロラ』への道のりに同行するか聞いた。
「美味しいご飯の為ですから着いて行きますけど、貴方が改まって何かを聞いてくるなんて考えてなかったです。良心にでも目覚めましたですか?」
「うん、不可解…」
「いやな、旅ってのは辛いもんだろう?それに付き合わせるんだ、当たり前に着いて来るなんて考えはしないさ。邪神ちゃんは特に俺が引っ張り回しちゃってるだけだからね。」
柔らかな風が彼女の銀髪を宙に流し、数秒の沈黙が場に落ちる。彼女の目がじっと俺を見つめていた。幼いと言っても美人さんに見つめられる、そんな事実が心をきゃっほいさせる。
「君が望むのなら近くの拠点やこの小人の国でゆっくり暮らすのも悪くないと思うよ。ここには人間は滅多な事では入れないからね」
場に数秒の沈黙が落ちる。彼女の表情は先程から変わりはしなかった。考えているというより何かを思い出す様に彼女は目を瞑った。
「私も行きたい…。力を見せなければ私が邪神だと分かる人間は居なくなってると思う…。でも、もしかしてがある…。」
漠然と、本当に漠然とした感覚だが俺は異世界に居るのだと感じた。いや、ニュアンスが少し違うかもしれない。
生きている。それだけが俺が感じ取れた全てだった。それ以上の表現はなく、他の全ては完成した蛇の絵に足を付け足す様なものだ。
「行きたいってか、カッコいいねぇ。いいよ、連れてこう。面倒な事になったら出来るだけ俺が何とかする。」
どちらが悪いかなんて言えはしないが、傷付け傷付けられたのは確かな筈なんだがね。こんな幼女にそんな事言われちゃあ黙って絶対守るの一言だろうが…意気地が無いな俺も。
「感謝する…」
多くの言葉を必要としない会話は終わった。
「カッコいいですか。何かご存知なんです?」
探りを入れるようなラスボス様の言葉。俺が何処まで知ってるのか気になるのだろう。マスコットを気取る毛玉がしてはいけない冷めた目でチラリと此方を覗いていた。
「さてね。そんじゃあ出発しますか。」
「出発です?急なんですね。」
「おっと、座ったままでいいぜ。」
「は?」
「嫌な予感…」
「念のために此方にアイテムボックスの出口を固定してぇ…入り口を敷いてぇ…空高くから落下します!」
「「え?」」
次の瞬間ゴーーッと風を割るような音が耳に響く。なんてことはない、真上にアイテムボックスの出口を作って落下しているだけの事だ。雲が真下に見えて息がちょっと苦しいね。
「どういう事ですぅぅううう!?」
「お空綺麗…」
「ぬぁん!?現実逃避なさってるです!!」
「HAHAHAHA」
「笑ってるんじゃないです!死ぬ!死んじゃいますです!」
「大丈夫だって!ボックスの入り口を各々に纏わせてるから最悪星の中心に到達するだけだから!」
「欠片も大丈夫な要素がないのです!?何とかするですよ!!」
「ほいほーい。仰せのままにーー」
下にボックスの出口を斜めに設置して自分達を収納。落下エネルギーを斜め上への運動エネルギーに変わって二人と一ラスボスが目指す町アウロラの方向へと発射される。死ぬことはないけど操作が面倒なので序盤しか使わない小技だ。
「言質いただき済みですのでクレームは受付ませんのでお気をつけくださーい」
「了承とったのこれのためです!?」
ワープ出来るならお前一人が行って後から連れてくれば良かったんじゃないか?だって一人でお空の旅って寂しいじゃないか。それに堪えられるか怪しい小人達は巻き込んでないからセーフです。
快適なお空の旅は5分程度続きくので、怖がるラスボス様の顔を拝みながら暇を潰させて頂きます。
到着と同時に鼻に細かい毛を入れられました。でも絶対懲り…はっくしょん!!…ないぜ!…くしゅん!
何時もより少し少なめ
真面目成分が私をコロシタ…
金曜日と土曜日はこんな感じになると思います。
主人公達が謎の移動手段を獲得したのには
驚きました。予定では徒歩だったんですけど。
途中になんやかんや拾う予定が…
最近PORT○Lの実況見たせいかなぁ…