第1話『魔界猫大地に立つ!』
本編スタート!
どんな冒険をするかしら?
これからの活躍をお楽しみに♪
さあ、伝説を始めよう!
ここは煉獄。
魔族の最後の楽園。
今、その星に『赤』と『青』の星が螺旋を描きながら舞い降りる。
そこは、創生樹。
全てが始まった場所。
その光は創生樹へと吸い込まれ、伝説が始まる!!!
「あれ?」
「ちょ・・・」
始まるはずだった・・・
「えーーっと・・・」
「どうやら創生樹に力が満ちきっていなかったようですね・・・」
「冷静に分析してる場合じゃないでしょーが!!どーするのこれ!?」
想定外の事態にパニック!?
本来なら、創生樹にて1つとなり、生まれる予定だったのだけど・・・
「非常事態です、あなただけ先に行って下さい。」
「それだと力の制限があるんじゃ・・・」
青い光の提案に難色を示す赤い光。
「その辺は仕方ありません。あなたが追求されないように、気合で上手くごまかしてください!」
丸投げの青い光・・・
「すっごい不安だけど、何とかやってみるわ・・・」
「創生樹の力が満ちたら連絡します。それまでがんばってください、ヴィンセン。」
「しょーがないわね!了解よクロノア!」
アタシは創生樹からポコッと生れ落ちたわ。
これが煉獄の風。
アタシは世界の息吹と魔力を体で感じていたわ。
アタシの名は『ヴィンセン』、最後の魔界猫(仮)よ!
だって半分だけだしね・・・
まずは他の魔界猫と合流しなきゃ。
アタシは創生樹を離れ、世界の影に潜って移動を開始したわ。
アタシ以外の魔界猫はどんな魔界猫かしら?
これからどんなことが待ち構えているかしら?
ドキドキワクワクしながら待ち合わせ場所へと急いだわ。
それでは次回にwねこぱーーんちw
いきなり大ピンチ><
そして次はあの猫登場!
次回、『真魔界猫物語』第2話その名は暴君!にねこぱーーんちw