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眷族  作者: 浅倉
4/5

日記

短いです。

長くするのは難しいですね…

良ろしければどうぞ。


青年の日記です。

いちにちめ


はじめてもじをまなんだ。これからはまいにちにっきをかこうとおもう。


//


アイオンの8

きょうはじかんについてまなんだ。よっつのじきでひとめぐりだとか。

いまはアイオンのじきらしい。まいにちあつくてたいへんだ。


//


アイオンの12

今日はむずかしい文字をまなんだ。少しずつだけどじょうしきをおぼえるのはたのしい。


//


アイオンの20

あれから2週間がたった。やりたくもない計算をさせられる。将来ひつようだと言うけど、ぼくにはムリだ。あれは楽しくない。


//


アイオンの42

今日は地理を学んだ。どうやら今まで暮らしていたこの国は[メルトキア]という名だったらしい。

ちなみに、今暮らしている館は国の中でも東に位置しているようだ。

あとは、[モルド]という果実があると知った。収穫方法が奇抜だとか。方法は教えてくれなかった。とても面白いらしいが…


今日も知らない知識が増えた。やはり知ることは素晴らしいと感じた。

何も知らずに只居ただけの私は、生きていたのだろうか。最近そう感じるようになった。

死んだ身体で、生を感じるとは。

中々に皮肉なものだ。

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