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僕の彼女は君では無い  作者: アッキ@瓶の蓋。
犯人は君しかいない

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魔女坂黒猫(まじょざかくろねこ)

うちのクラスの委員長、そしてエマン・マスターと思った人物である。結構、良く出来ている。

しかし、何か違う気がするんだよな。何がとは言わないが。



「あの、魔女坂さん」



「ん……? ちょっと待って」



そう言って、彼女はお客さんに失礼しますと言って僕達の元へ来た。



「何か用なのかい、上野さん?」



と、魔女坂さんがそう言って来る。きょとんとした顔で、ハルリナは魔女坂さんに真剣な表情で、



「魔女坂委員長、王上院ハルリナと言う名前に心当たりは無いですか?」




そう聞くと、魔女坂委員長は



何か用(・・・)なのかい(・・・・)上野さん(・・・・)?」



と、先程とまるで同じ言葉を言って来た。しかも今度は感情がまるで籠っていない、ロボットのような目をして。



「……いや、良いよ」



「そう? なら良いけれども……」



そう言って、魔女坂さんはウエイトレスの業務へと戻って行った。



「……あれは」



ゲームとかで良く見た事がある。あれはNPCの見せる台詞の繰り返しである。



「間違いないわね、あれはNPCの台詞ね。つまり魔女坂さんはNPC、ノン・プレイ・キャラクターね。

あれにはエマン・マスターと言う感じがしないわ」



「た、確かに……」



「……駄目ね。振り出しに戻ってしまったわ」



……振り出し? 果たしてそうだろうか?

僕としては考え方は間違っていないと思う。そう、考え方は間違っていない。

分かりやすく言えば、計算問題で最初の仮定条件は間違っていないが、結果が間違っていると言う感じ。多分、過程が間違っているのだろうけれども。

どこだ? どこが間違っているんだ?



梶原君が無くした物を、梶原君と魔女坂院長に頼まれた事。

『Sette Isola』の魔女坂委員長のウエイトレス。

エマン・マスター。



……あれ?



「もしかして……」



この条件に合う人物が1人だけ居る。

その人物は会った事は無いが、存在は今まで十分に存在を示している人物。そして、もしかしてもしかすると、



「なぁ、ハルリナ」



「……ん? 何だい、冷夜君?」



「そよぎって、英語だとなんて言うの? 僕、英語には少し弱くて……」



「スター、よ。星のスターと同じ発音だけど、AじゃなくてIの方のだけど……。それがどうかしたの?」



……やっぱりか。じゃあ、ここで重要視すべきなのは、ちゃんと聞いておこう。

僕はそう思って、後ろを向いて魔女坂さんの方を向く。



「なぁ、魔女坂さん」



「……ん? なんだい、今度は君が用なのかい? なんなりと要件を言ってくれたまえ」



そう言う魔女坂さんに、



「『Sette Isola』でどう言う意味なんですか?」



と聞いたのだった。

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