24/32
8
「つーか、なんで僕がこんな目に……。どうしてか知ってるか、ハルリナ?」
「もしかして……冷夜は……その辺りを……システムの誤作動……?」
「ハルリナ、何を言っているんだ?」
そう言うとハルリナは途端に真面目そうな顔をして、
「……冷夜。私と付き合って何か月ですか?」
「えっと……確か……」
付き合い始めたのが彼女に付き合いを申し込まれた10月。そして1月1日になる前にこの世界に放り込まれたんだから……。
「……約2か月ちょいと言った所か?」
「やっぱり……なのね」
ハルリナは小さくそう呟くと共に、
「……パターン2、だね。冷夜、今から質問する事を良く聞いてね。
どうやら冷夜はゲームシステムのミスが行われているようです」
ハルリナはそう言って、真剣な目つきで僕を見つめ、
「今からこの世界、ぶっ壊しに行きましょう?」
とニコリと笑いながら、彼女は僕に魅力的な笑顔で笑いかけていた。
次回は11月13日、最終章の『犯人は君しかいない』を始めたいと思います。
『一』をお楽しみに。




