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僕の彼女は君では無い  作者: アッキ@瓶の蓋。
ハルリナは君としか考えられない

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5-2

夜照(やてり)神社。

太陽神アマテラスを祀った神社であり、普通の神社と違い赤い鳥居ではなく黒い鳥居なのが特徴であり、日本では非常に珍しい闇の(やしろ)がある事でも有名である。普通の神社は悪運を祓う物なのだが、この神社は悪運を預けると言う普通とは違う物なのである。



つまりはこの神社は悪運をこの神社に置いて行き、幸運を持って行こうと言う考えで建てられた神社。



「うわー♪ 本当に黒い! 本当に黒い、炭のように黒い! 珍しい―――――――な―――――――――――――――――――――!」




……本当に神社が好きなようだな、アリアは。



「獅子のような狛犬! 漆黒の(やしろ)! (けが)れ無き水! 灰色の階段!

本当に、本当に、本当に、本当に、嬉しいな―――――――――!」



……。



……。



……。



……本当に嬉しそうだ。この神社でどうやって、嬉しがるのか分からないんだけれども。

まぁ、アリアにとっては嬉しいんだろうな。この神社が。



「本当に楽しいなー、この神社は! ねっ、兄様?」



「……まぁ、確かにこの獅子はカッコいいし」



と、僕はたてがみが沢山生えた狛犬の頭を、ポンポンと叩く。



「やだなー、兄さん! それは狛犬だよー。クスクスクス……」



「いや、それは分かるけれども」



本当に獅子みたいだから言っただけなんだけれども。だってお前も、獅子みたいな狛犬と言ってたじゃないか。



「しっかし、本当に嬉しいなー。お兄ちゃんと色々な所に行くのはあったけど、お兄ちゃんが誘ってくれたのは珍しいし、本当に嬉しいよー」



と彼女は言い、僕の膝の上に乗ってごろごろと猫のようにした。

全く、甘え症の所はあいつにそっくりだ。



……結局、その後は良く分からない神社談義を延々と聞かされた僕なのであった。

次回は10月23日0時に、『6』を投稿予定です。

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