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僕の彼女は君では無い  作者: アッキ@瓶の蓋。
ハルリナは君としか考えられない

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4-1

【二日目・上野初雪(うえのはつゆき)

次の日の放課後、僕、芹沢冷夜(せりざわれいや)は上野初雪と一緒に図書館へ向かって行った。



「なぁ、初雪……。どうして図書館なんだ? もっと他に遊ぶ場所とか……」



と、僕はそう言う。

これには理由がある。



図書館だと喋るのを制限されてしまう。だからこそ、もう少し気楽に喋れるような場所の方が良い。

例えば、遊べないにしても喫茶店とか……。図書館よりも喫茶店の方が色々と話で情報が手に入るのに……。



「学生の本分は勉強よ、冷夜。冷夜は少し勉強が弱いんだから、勉強しないと」



「うっ……! そ、そんなに酷いかな……」



僕の成績はそこまで酷い物では無い。確かにクラスの半分よりちょっと低いくらいの成績ではあるけれども……。そして、初雪の成績は学年トップクラスである。

加えて補足すると、ハルリナの成績は学年トップクラス。ある意味、初雪と同じくらいと言える。



記憶にも残っている。返って来た夏の期末考査を全教科満点と言うあまりにも好成績で乗り切った彼女は僕にとっても誇りに思っていた。それを僕が見た後、彼女は「冷夜も私が教えればすぐに良くなるよ」とは言ってくれてたが……。まぁ、「恋人だから恥をかかせないでね」と言った彼女の笑みはとてもかわいかったが……。



やはり僕の1日を使って見極める作戦は、上手く行っているようだ。



……結局、喫茶店では無く図書館に行く事になったのは申し訳ないと思うけれども。










=================

図書館に入ると、早速初雪は勉強に必要な教材を用意し始めた。



「と言うか、その本達って本当に必要なのか?」



「えぇ、私達の勉強にとって大事な物です」



初雪が持って来た本は、5冊。

上から『高校数学入門』、『マンガで分かる物理入門』、『英語例題集』、『古典単語集』、『地図帳―近畿編ー』の5冊。どうやら本格的に勉強をするみたいである。

それを『ドン!』と初雪はテーブルの上に置いた。



「さぁ、始めますよ? まずは数学から行きましょう」



「うっ……」



そしてその後、僕は数学、物理、英語、古典の勉強(初雪の徹底的な鬼補習)をした後、僕はへとへととなる。



「だ、大丈夫? 僕の補習、ちょっと難しすぎた?」



「い、いや。大丈夫だよ。ありがとう」



と言って、その後僕は勉強疲れを癒すために喫茶店に行く事を提案して、初雪はその提案に乗ってくれたのであった。



……勉強に夢中で全然王上院ハルリナと判別する時間が無かった。

上野初雪の場合、この方法は間違っていたのかも知れないな、と思う僕だった。

読んでいただき、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

続きは10月11日0時投稿予定です。

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