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僕の彼女は君では無い  作者: アッキ@瓶の蓋。
僕の彼女は君では無い

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1月のこの季節。

車や人によって黒く染まった雪が、電車の窓から見える。

元は白かったのに黒く染め上げられてしまったその光景を見て、滑稽(こっけい)だと思った。



「滑稽だよ、本当に」



僕は電車で鞄を背負いながら、そう声に出していた。



僕の名前は、芹沢冷夜(せりざわれいや)入江(いりえ)高校の1年生だ。

男性としては中性的な顔立ちに、染めたかを疑われる茶色みがかった黒髪を、ショートで整えた髪型。

男性としては少し低目な背丈に、入江高校の男子制服である黒い制服を着ている。

それが僕の容姿である。



電車通である僕は、入江高校にこうやって電車で通学している。

勿論、そう言った用途で電車を使っている者も多いが、それ以外の用途に使う者も多い。だから、この朝の時間の通学はどうしても混む。



それがまた僕をいらつかせる。でも仕方ない事と諦めた。



数分後。電車が入江高校近くの駅に着いたのを確認した僕は、電車から出る。

駅の構内、僕は携帯に映る画面を見ていた。画面には1人の女性の姿が映し出されている。



日本人とは思えないブロンドの腰まで伸びる長髪。茶色の瞳に豊満な胸と長身の体躯。腰は細く、指もまるで白魚のように白く細い。

こちらを見て優しげに微笑むその微笑は、何度見ても微笑ましい。



彼女の名前は、王上院(おうじょういん)ハリルナ。僕のクラスメイトでー



















この世界には居ない、僕の恋人である。



ここは僕が元居た世界とは違う。

ここは僕がハルリナと恋人だった世界とは、別の異世界なのである。



学校に着くまでにどうして僕がこうなったのかを説明しよう。

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