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学校

「今日は転校生を紹介します。どうぞ」

先生はセラフィに自己紹介を促した。

「セラフィといいます。スイートクラウドから来ました。よろしくお願いします」

恥ずかしさで赤面したのを頭の羽で隠しながら言った。

空は翔べないけど、こういう時に便利だとセラフィは思っている。

「セラフィさんの他にもう一人、転校生がいます」

先生の言葉にセラフィは驚いた。自分も今聞かされたことだ。

教室に入ってきたもう一人の転校生は、

焦げたような灰色の体に黒い服、

頭には右側だけに血の色をした千切れたような赤い羽があり、

目は左目がセラフィと同じ色で、右目は真っ黒だった。

その黒い目はどうやら失明しているようで、セラフィは気の毒に思った。

そして雰囲気はどことなく冷たいが、

セラフィはどことなく自分に似ていると思った。

「深淵から来ました、ルシフェと言います」

もう一人の転校生ルシフェは、セラフィと同じように、

恥ずかしそうに赤面して羽で顔を隠そうとした。

だが、羽が片側にしかないせいで隠しきれていなかった。

それを見て、

セラフィは哀れみと親近感の両方が湧くという不思議な気持ちになった。

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