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新たな恋の始まり

卒業を間近に控えたある日、ユウの心に波紋を広げる出会いが訪れた。放課後の部活動中、ユウは活発で自由奔放な性格を持つトモと出会った。彼女は転校してきたばかりで、新しい環境にも物怖じせず、いつも自分の思ったことを率直に口にする。ユウはそんなトモの大胆さと自由さに心を惹かれ、彼女と一緒にいると、自分が新しい世界に足を踏み入れているような気がした。


一方、カナもまた新たな出会いを経験していた。地元の企業に就職したリョウは、カナが通勤中に偶然出会った真面目な青年だった。彼は落ち着きがあり、誠実で、すでに社会人としての責任感を持っている。カナはそんなリョウの姿に安心感を覚え、彼との関係は次第に深まっていった。リョウは、カナがこれまで知っていたどの男性とも違っていて、彼といると未来が見えるような感覚があった。


しかし、ユウもカナも、幼馴染としての互いへの思いが心の奥底に残っていた。それぞれの新たな恋人に惹かれながらも、二人は今まで以上にお互いの存在が気にかかるようになっていた。トモと過ごす時間が増えるほど、ユウはふとした瞬間にカナのことを思い出し、カナもリョウといるときにユウの面影が心をよぎる。


「俺、トモのことが本当に好きなのか?」ユウは自分に問いかける。カナへの思いが完全に消えたわけではない。カナもまた、リョウと過ごしながら、ユウとの思い出に引き戻される瞬間があった。


二人はそれぞれ、新しい恋愛の中で幸せを感じつつも、幼馴染としての約束が自分たちの心にどれだけ深く根付いているのかを痛感し始めていた。

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