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4:武道会、続編

会場を歩きながら、マルコ兄を探していると幼馴染のリュックに出会う。

「イザベラ、元気か、久しぶりですね」と笑顔で挨拶するリュック。

「リュック、今夜は名前で読んではいけないです」

「ごめん、でもそれを言うなら、俺を名前で呼ぶな」

「ほんとだ、ごめん。しかし、なぜ私だと分かった。」

「それは真っ黒な羽付きの不気味…出はなくて、素敵な衣装を着るのはあなたしかいないでしょう」

「今、不気味と言ったね」頬を膨らまして、拗ねたふりをする。

「いえ、聞き間違いだよ。久しぶりに俺と踊らないか」

「今はお兄さんを探しているの」

「一曲を踊ってから、一緒に探してあげる」

「そしたら、喜んで」

リュックの手を取って、踊り始めます。リュックは、お兄さんほどでは無いけど、踊りがとても上手です。

「イザベラ、飲み過ぎだよ、ワインの匂いがすごいね」やはりまだワインの匂いが強い見たい。その話はしたくなたっかたけど、仕方がないです。

「やだね、違うの。私は飲んでませんよ、ドレスが飲みました、たっぷりとね」笑いなが言うて、お話題を変えたいな。リュックが怒ると怖いです。

「それてど言うこと?」残念、逃がしてはくれません。諦めて、リュックに婚約者の浮気相手との武道会のことを説明することにしました。

「ワインをかけられたよ」

「誰に」と怒ったリュックが聞く、やはり怒ると怖いですね。

「も良いよ、過去のこと」何とか、話を逸らしたい。リュックもお兄さんのように過保護です。ここでバッカプルのことを教えたらまた修羅場になるでしょう。武道会の続編にリュックが参加すると死人が出ますかもね。リュックは私の気持ちを理解したらしくて、話題を変えてくれます。助かりました。

「マルコはお菓子テーブルの近くで見かけました。怖い顔でいちごを食べていました」

「あらま、お兄さんたら、ケーキの上のいちごを食べていることを上手く隠していると思っていたようだけど、リュックにも見られたね」

「あれは酷いな。いちごにはなんの罪があるのでしょうか」

「そうね、お兄さんを見つけて、いちごの罪を暴かないといけないですね」

 曲が終わるまでリュックと楽しく踊りました。その後、二人でお兄さんを探しにいきました。しかし、今夜は本当に運が悪い。お兄さんは見つからず、バッカプルを見つかりました。さすが、今回は無視してくれるでしょ、また言い合いが始まるのが面倒臭いです。バッカプルが私たちの前に止まります。

「素敵な黒鳥のお嬢ちゃん、私と一曲を踊って頂かないでしょうか」とお辞儀をして、私をダンスに誘うリカード王子です。名前で呼んでは行けないことは学んだようですが、普通は腕に令嬢がぶら下がっている状態で、別の令嬢に踊りを申し込むでしょうか。

「あら、イザベラは相変わらずボッチですね」とカミラ嬢が再び私に喧嘩を売る。武道会、続編開始。

「イザベラは誰でしょう。しかし、何回も同じことを言いますね、飽きませんですか。貴方は私の婚約者が見えませんか。素敵は方でしょう。賢い人なら彼を見ることができるでしょう」とカミラ嬢の喧嘩を買うことにしました。カミラ嬢は理解出来てないようですが、リカード王子が分かったらしいです。カミラ嬢にはルックが見えないです。リュックは子供の頃からの付き合いだから、リカードとは面識がある。リュックはあくまで私の幼馴染です。人間ではないらしいです。悪魔か、妖精かはわかりませんが、細かいことは気にしない。兎に角、リュックはとても良い人です。

話が理解出来なくて、イラッとしたカミラ嬢は相変わらず、ワインが入ってるコップを手に持っています。あれは飲むためではなく、人にかけるためでしょう。来るなと思ったら、カミラ嬢が自分の頭にワインをかけた。これはリュックの仕業かな。彼女が何が起こったかを理解するには数分がかかりました。そして、ワインで濡れた自分の服、胸元が透けているとわかります。泣きながら、走って会場から出ます。武道会、続編はリュックの勝ちでした。


次回はいちごの罪を暴きます!

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