第62話 感謝
「うぅ…?」
俺は今、サイクロプスを倒したあと緊張と魔力を使った疲労で倒れて、その後目が覚めるとベッドの上にいた
「あっ!お兄ちゃん!起きた…?」
「あ…?、、あっ!お前らあんなことして怪我したらどうするつもりだったんだ」
「だってあのままじゃお兄ちゃん殺されそうだったから…」
そう言って顔がうつ伏せになる
「あぁ、悪かったよ、おかげで助かった、2度も命拾いしたよ」
「お兄ちゃんが来てくれなかったら私も死んじゃってたからこれで゛おあいこ゛だよ!」
「おあいこと言うには俺はあと一回命を助けてやらなといけなくなるじゃないか」
「えへへ、、それならいつか助けてくれたらいいよ」
「またキツい要求を…」
そうして聞いたところ俺は倒れたあと、後から駆けつけた村人達によって運ばれて7時間ほどここで寝ていたらしい
「そういえばフルはどうした?あいつもサイクロプスに攻撃されたはずだが…」
「フルちゃんなら少しかすり傷で済んだらしいよ」
「そうか、そういえばサイクロプス相手にして誰も大した怪我を負ってないなんて奇跡みたいだな」
「そうだね〜」
「そうだねって、一歩間違えたらお前らが怪我してるとこだったんだぞ…」
「お兄ちゃんが来てくれたら絶対勝てるも〜ん」
「なんだその他力本願な自信は…」
そうして壁を見てみると戦闘中に創った日本刀が立てかけられている
「ねぇ、あれってどんな剣なの?街に行ってもあんな剣は無かったよ?」
「そりゃあれは俺の故郷の剣だからここらへんに無いのはしょうがないさ、あれは刀っていうんだ」
「カタナ?」
「そうだ、一般的に街とかである剣は相手を叩き潰したりするのが目的だから切る力はあんまりないんだ、一方この刀は相手を切ることが目的に作られた剣だ」
「へぇ〜、、だからサイクロプスの指も切れたんだね…」
「ん?サイクロプスの指はそんなに硬いのか?」
「そうだよ〜、サイクロプスの手は硬いものとか尖ったものを持つためにサイクロプスの皮膚の中でも一番厚くなってるんだよ」
「へぇ、意外と物知りなんだな」
「お父さんが教えてくれたんだよ」
「あぁ、そういえば君のお父さんは猟師だったな…」
そうしていると暗かった室内が明るくなってくる
「ん?、、あっ!?もう夜明けか!」
「あっ、、そういえばもうそんな時間だったね…」
「しょうがない、、今日は一日寝てるか……」
「そんなに寝てたら体が鈍っちゃうよ」
「あぁ〜、、嫌だ〜」
そうして俺は仮眠を取って眠たいまま朝食をとるハメになったのであった…




