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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第4章 遭難編
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第59話 巨大生物

ザクッ! ザクッ! ザクッ!


俺は今、周辺のマッピングの為に村周辺の平原を歩き回っていた


(・・・この調子だと5ヶ月経ってもカバーしきれなさそうだな…)


「探索者」は周辺をマッピングする能力があるのだが、その能力にはかなりの魔力が必要で、極小の魔力しか使えない今は自分の周囲7mの円の範囲しかマッピングできないのが現状だった


ザクッ! ザクッ! ザクッ!


「ハァ、、電流にはかなり慣れてきたな…」


初めは内臓を直接掴まれているような感覚だったのが、今は軽く撫でられている程度にしか感じなくなっていた


「ふぅ、、ちょっと休憩…」


そう呟いて俺は適当な場所に座る


「ふぅ、「探索者」を変えたら能力が停止してしまうのが不便だな…」


「探索者」を使いながら「創造士」を使えるなんてことはなく、まだ能力を併用することは不可能だった


サーー! サーー!


風に煽られた草がそんな音を出す


(これまた風がいいな…)


湿気はそれほどなく、温度も少し暖かく感じる程度だった


「あぁヤバイ、眠りそう…」


そう言って目を閉じようとしたその時


ピコッ!


(ん?この反応は…?)


突然「探索者」に敵の反応が出る


「後ろの林の中…?」


反応は人間が林の中を走るレベルの速さで進んでいく


(このまま行くと、、村があるな…)


もしかしたら凶暴な魔物かもしれないので俺はその後を尾行する


(くそぅ、せっかくゆっくり出来そうだったのに!)


心の中で愚痴を言いつつだんだんと距離を縮めていく


(・・そろそろ見えるか…?)


そうして俺は後4mまで接近する


(見えた!、、んん?あれはなんだ?)


そこに見えたのはとても大きいがその姿は地球のバッタととても酷似していたのに


「バッタ、、?でもかなりでかいなぁ…」


バッタは林の中にある木々の間をデカイ図体で器用に飛び回る


(このままだと村に着くぞ…)


村まではあと700mまで来ており、それでもなお速度を緩めなかった


「しょうがない、300mまで行ったら殺すしかないか…」


そう決めて尾行を続けるとバッタはますます速くなっていく


(くそっ!追いつけん!)


だんだんとバッタは加速していき、遂に追いつけなくなってくる


(・・・予定を変えてここで殺すか…?)


まだぎりぎりバッタは見えており、決断するには今しかなかった


「しょうがない、いくぞ!」


パァン!


ブシュッ! 「gyaaaaann!」


まずは片足を狙い撃つ


パァン!  パァン!


2発撃つが、そのうち一発は外れてしまう


「・・やっぱり両方動いてる中で全弾命中とはいかないか…」


それでもバッタの勢いは収まり、だんだんと追いついてくる


「今度は外さん」


パァン!


直線に開けてバッタと俺が一直線に並んだところで俺は大きく飛び、バッタの胴体を狙って撃つ


ブシュッ! 「gyaaaaaaan!」


(どいつもこいつも撃たれたら叫ぶのか…?)


そんなことを思いつつ俺は続けて2発目を撃つ


パァン!


「gg、gyaaaaaaann…」


そうしてバッタはもうさっきの勢いを無くし、完全に動かなくなる


(死んだか…?)


俺はバッタに近づいていく


「gyaaaaaaann!」 ブウッ!


「危なっ!」


突然バッタが腕に付いているブレードで攻撃してくる


「お前ってそんな攻撃あったっけ…?」


そんなことを言っていると次の攻撃が襲ってくる


ブウッ!


「うわっ!こいつ本当に銃弾食らったのか!?」


背中のキズをものともせずお構いなしに攻撃してくる


「gyaaaaaaann!」


「うおっ!飛んだ!」


バッタが急に高く飛び俺に襲いかかる


(くっ!これでどうだ!)


とっさに飛んできたバッタの下に潜り込み腹か銃を乱射する


パパパパァン!


ブシュッ! 「gyaaaaaaaaaann!」


そうして今度こそ完全に動かなくなる


(・・・魔力も薄れてきてるな、、今度こそ倒しただろう…)


「・・・うわっ、気づかなったけどコレ奴の血か…?」


体には至近で銃を撃ったせいで血がそのまま自分にかかって体がとんでもなく臭くなっていた


(臭っ!さっさと戻るか…)


そう思い俺はマッピングを中断して村に戻るのだった


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