第57話 耐久とイタズラ
「おーい!そっちだー!」「オッケー!」
ドンッ! ドッ! ボールが跳ね返る音が連続して聞こえる
(気に入ってもらえて何よりだな…)
子供達が蹴っているボールは実は自分が創ったものである、だが例の装置があるのにどうやって創ったのかというと…
〜3日前〜
(・・・やっぱりあれは気のせいだったか…?)
俺はベッドで寝ている時にある事を試してみたくなった
「・・・せーのっ」
ビリリリリリ! 「うぐっ!」
俺がやっているのは電流が流れている上で魔法が使えるのかということだった
ビリリリリリリリリリ! 「・・・くっ…」
そうして魔法を30秒ほど使い続ける
ビリリリッ! 「・・ハァ、、ハァ、、出来た…」
そうして俺の手にはとても小さいが銃弾が握られていた
(あの装置は絶対に魔法を使えないようにするんじゃなくて、魔法に使う魔力を強制的に電流に変換して主に流す装置だったか…)
だがそんな装置にも許容範囲があるらしく、俺が出せる限界量の魔力を使って魔法を使えば極小だか魔法が使えたのだった、例えるなら
限界量 装置の許容範囲 使える量
200 − 180 = 20
これで20の魔力分の魔法が出せるということだった
(気づいたのはあの時だったな…)
それはフルと戦った際に俺はフルにワイヤー弾を打ち込み、そのワイヤーに装置の電流を流してフルを落としたが、そのときに確実に落としたかったため限界まで魔力を魔法に使ったのだが、その時に「探索者」で探知魔法を使った時、極小範囲だが探知出来たのだった
(まぁ何にせよ、魔法がまだ使えるなら弾薬も創れるだろう…)
そうして俺は寝たのだった
〜今に戻る〜
「お兄ちゃん、あれはもう創らないの?」
「ん?あぁ、流石にしんどくてな、もう一個創ってやりたいけどしばらく休息が欲しいなぁ…?」
「むう〜、でももう一個創ってくれる?」
「あぁ、それは約束するよ」
「やったー!」
そう言って笑顔で喜びながら友達の方に駆け出していく
(・・・自由だなぁ…)
そう思いながら俺は木の影に座って腰を落ち着かせる
ピーーッ!ピーー!
「・・・のどかな所だなぁ、人類と魔族で大戦争していることなんてすっかり忘れしまいそうだ…」
そうして俺はそのまま寝てしまう
「zzzzz〜」
「おい・・・寝てるな…」
「いいこと思いついたぜ、あのな…」ゴニョゴニョ
〜2時間後〜
「zzzzz、、、んんっ?」
俺が目を覚ますと…
バサバサッ!! 「ヘァッ!?」
突然頭の上から大量の葉が落ちてきて体中葉っぱまみれになり、変な声が出てしまう
「あっははははは!やーいやーい引っかかった〜!」
(・・・これは、、葉?)
とりあえず犯人は目の前にいるので問題ないとして、とりあえず俺は体についた葉っぱを振り解く
「・・・まったく、、なんてことする奴らだ…」
そう呟きつつズボンなどにもついた葉を落とす
パサッ!パサッ!
「・・・もうないか…?」
「あっははははははは!!まだ頭についてるよ!」
そうして俺は頭を触るが何もない
「あっははははははは!嘘だよー!」
(くっ、、、我慢しろ、まだ子供なんだ…)
心の底では溢れてくる殺意を良心で抑えつける
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ、それよりももう日が沈むな、そろそろ家に帰ろうか」
「うん!」
そうして俺は子供にイタズラされるもなんとか平常心を保って居候させてもらっている家に帰るのであった




