魔王軍編第1話 勇者の報告
魔王視点です、主人公の召喚時まで遡っているのでご了承ください
ここは魔王城の最上階、そこにこの城の主たる魔王がいた
「ふぅ、、、戦端を開いてから8年、長いようで短い日々だった…」
魔王が各国に宣戦を布告してから8年が経過し、各国の連合軍と魔王軍の戦力が拮抗してから戦線は膠着状態が続き、一ヶ月は大規模な攻勢は停止していた
ドタドタドタ!
コンコン!「魔王様、ご報告があります」
「入れ」
ガチャッ「失礼します」
「ん?いつもの報告係ではないのだな?」
「はい、今報告係の全員は確認調査のために出ております」
「うむ、してその報告はなんだ?」
「はっ、現在侵攻中のアルカディア王国が勇者を召喚したとの報告来ました、現在大まかな人数を確認中です」
(遂に来たか、魔王が出た際に現れるという勇者が、、)
「わかった、そのまま調査を続けよ、詳細が分かり次第報告しろ」
「はっ!」 ガチャン
(勇者という職業を持つものは魔物を初め魔族・魔王に特攻のスキルを持っていると聞く、もしそんなバケモノが前線に現れれば我等の劣勢は確実のものとなるな…)
そんな心配をしつつ魔王は外を眺める
「・・・我々は魔族となった者達を迫害する者たちに裁きを与えるために決起したが、、これで本当に良かったのだろうか、魔物は我々でも完全に御することは難しく、各地で略奪を続ける魔物もいる…」
そして眼下に広がる街を見る
「せめて彼らだけでも守ってやらねばな、、それが私の努めなのだろう…」
そう思った魔王はより一層決心を固めるのであった
〜4時間後〜
コンコン!「魔王様、勇者共の詳細が分かりました!」
「入れ」
ガチャッ「報告させていただきます、勇者共はおおよそ30名程であり勇者1名、賢者や魔法師の存在も確認されました、しかし…」
「しかしなんだ?」
「少しおかしな者が1名いると…」
「それはなんだ?」
「はい、創造士なのですがその者の基礎ステータスが前代未聞とはいかずとも一般的な創造士よりも高いというものです、、我々の障壁になるとは思えませんが警戒の必要ありとの報告です」
「ふぅむ、、とりあえず監視を1名つけよ、それ以外は勇者達の監視をせよ」
「それなのですが、、」
「どうした?」
「「機械師」のマリンガより、勇者達の実力を確かめる為に実験中のキメラを投入したいとの通達が来ています」
(まったくあの機械と生物兵器バカめ、、だが確かに今後の為には基礎の調査は必須だな…)
「・・・わかった、許可するとの伝令を出せ、但し不自然に戦わせる様なことはないようにしろとの条件を加えろ」
「了解しました、そのように伝達します」ガチャッ!
(・・・確かにアイツは有能なんだが有能過ぎて制御できない所があるんだよなぁ…)
仲間に少し不安を感じる魔王なのであった…
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