表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第2章 侵攻編
48/231

第46話 チンピラ

「・・・はぁ、俺は一日に何度もトラブルに合う体質なのか?」


俺は今、街を歩いていると突然絡まれている状況だった


「あぁ!?とりあえずこっちに来い!」


(・・・・ここはおとなしくついていくか…)


周りを見渡すと周囲の人がこちらに目を向けるがそのまま視線をずらして見て見ぬふりをする


(ここではこれが日常なのか?)


そう思いつつ連れてこられたのが少し開けた裏路地だった


「オラッ!痛い目に逢いたくなかったらさっさと金目のものを出せよ」


「一つ聞くが、なんで俺が金目のものを持っていると思ったんだ?」


「おいおい、こいつ状況わかってんのか?今お前は俺達に囲まれてるんだぞ?」


(はぁ、聞くのは倒したあとに聞くか…)


「わかったよ、出してやるよ」


「素直じゃねぇか、最初からそうしておけばいいんだよ」


そうして俺はズボンから出すふりをして銃を出す


パスッ!パスッ!


ドカッ!


「て、てめえ!何しやがった!」


「簡単だ、お前ら二人を眠らせた、これで一対一だ」


「卑怯だぞ!飛び道具なんか使ってんじゃねぇ!」


「いや、飛び道具を使うなって言っても聞いてないからな」(聞いていたとしても使うがな)


「くそっ!」


そうして男の一人が逃げていく


(逃げるか、、正直な所、狭くて曲がり角が多いところは苦手なんだよなぁ…)


それでも逃げて仲間を呼ばれたら敵わないので屋根の上に登って追っていく


(・・・・逃げるのに慣れてるのか足が速いな、、、)


曲がり角が多いのに男は自分の庭のように熟知しているのか屋根の上にいる俺よりもグングン進んでいく


「・・・・・ここまでだな…」


一時追跡を中止してさっき眠らせた男二人の所に行く


(ん?あれ?)


「・・・・・・いなくなってるな…」


どういう訳かそこに男二人はおらず、あったのは僅かな体のぬくもりのみであった


(暖かさからして離れたのはついさっきのはず、、だとすると仲間に助けられたっていうところか…)


そう考えた俺は「探索者」のスキルで今度は麻酔弾に使った素材を探知していく、スキルは何度かの使用でレベルアップしており、細かいもの、例えば金属の種類などのことまで探知出来るようになっていた


(たぶん麻酔銃の弾丸に使った素材はこの世界では生産されていないはず…)


そうして街を探知していくと


(何もないな…)


麻酔弾に使った素材の反応はどこにも出ず、6時間探し回っても反応が出ない有様だった


(今日は諦めて王城に戻るか…)


ピコーン!


(・・・・は?なんで貴族街で反応が出るんだ?しかも屋敷の中だぞ!)


王城周囲は一般市民が住む一般街と貴族達が住む貴族街で別れており、境界には壁があった、もちろん検問もある


(となるとあいつらは貴族関係の奴らか?でもなんでそんな奴らが一般街でチンピラまがいの事をやってるんだ?)


少し不思議に思いつつ反応が出た屋敷に近づいていく


「これはまたでかい屋敷だな…」


そこにあったのは3階建ての立派な邸宅で、貴族の中でも位が高い者が住んでいるという雰囲気があった


「すみません、ここはどなたの屋敷ですか?」


「うん?ここは親衛隊第3課長官のロイタール・デリクサス様の屋敷ですが貴方はどちら様ですか?」


「いや、立派な屋敷でしたので誰が住んでいるのか知りたかったのです」


「そうですか、しかしお気をつけて下さい、デリクサス様は少し短気な方ですので早く離れた方が良いと思います」


「ご忠告どうも、それじゃあお仕事頑張ってください」


(親衛隊第3課か、、確か王城・王都などの治安維持などを専門にした部署だったよな…)


少しづつ真相が見えてくるが、今日はここまでにして王城へ戻る


(ふぅ、仮にも親衛隊の長官が相手か、、また面倒事になりそうな予感がする…)


ピコーン!ピコーン!


(ん?なんだ?)


監視の為に探知しっぱなしにしていたのだが、反応がどんどん王城へ近づいて来るのが探知できた


(・・・少し見に行ってみるか…)


そうして王城の入口まで行くと目標の人が見えてくる


「これはこれはデリクサス様、こちらへどうぞ」


「うむ」


(もっと太っている貴族かと思ったが案外普通な体型をしている人だな)


だがどうやら反応を見るにあの貴族の人から反応が出続けており、あの人が素材の破片に触れているか、持っているかのどちらかであった


(門番によれば短気な人らしいが、見たところそこまで短気には見えないな、人は見た目によらずってところか)


そうして俺はデリクサスという貴族の人を監視していくのであった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ