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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第2章 侵攻編
42/231

第40話 持久戦

今回は地上軍のお話です

〜俺が飛行船に乗り込んで出港する少し前〜


「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」ガキーン、ザシュッ!


「gyaaaaaaaaaaaaa!」「gaaaaaaaaaaaaa!」


「怯むなー!戦列を維持せよ!」


「gyaaaaaaaaaaaaaaaa!」ドーーン!


「うわぁぁぁぁ!!」


「隊長!このままでは我が隊は壊滅してしまいます!撤退の命令を!」


「駄目だ!なんとしてでも耐えろ!」(そうだ、、なんとしてでも耐えなければならんのだ!、、、我が隊が壊滅したとしても!!)


「敵の大型は支援で多少減ったとはいえまだまだ残っています!それに得体の知れない兵器まで使ってくるのですよ!」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「隊長!!」


「報告します!味方飛行船がナーギリア市に突入!」


「なにぃ!市に突入しただと!」


「はい、その直後味方飛行船が戦域を離れていきました…」


「なんということだ!!味方の支援をせずに撤退するなど軍法会議ものだぞ!」


「・・・それで、ナーギリア市に何か異常はあったか?」


「はい、多少の敵反応が消えました、おそらくは突入した味方がやったものだと思われます」


「・・・そうか・・・直ちに撤退の用意をしろ!但し撤退するのはもう少し先だ」(やっとか、、、この借りは必ずや返してもらうぞ、、、)


「全軍撤退用意!歩兵は下がりつつ戦列を維持!魔法隊は支援をせよ!」


ドカーーン!!、、、ドカーーン!!


「な、なんだ!?」「爆発か!?」


「報告します!ナーギリア市内で突然の爆発音!今のところ4回です!」


「わかった、引き続きナーギリア市の監視をせよ、撤退したら別ルートから合流せよ」


「はっ!」


「隊長、いったい何が起こってるんですか?突然の爆発音と味方の飛行船が突入したことに何か関係が?」


「・・まぁ暫くすればわかる、もう少しの辛抱だ」


ドカーーン!、、ドカーーン!!


「また爆発だ!」「いったいどこからだ!?」


「落ち着け!これは我々の味方の工作だ!」


「なんだって!?」「でも敵はまったく気にしてないぞ!?」


そうしていると轟音と共に地面に穴が空いていく


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


「な、なんだ!?地面に穴が空いていくぞ!」「に、逃げろー!」


キュィィィィィィン!!


そうしてあるものが地面に開いた穴から出てくる


「な、なんだあれは!?」「めちゃくちゃでけぇぞ!」


(・・・ようやく現れたか、、まったくお前はいつもいつも待たせやがる・・・)


「総員撤退!、撤退せよー!」


そう号令がかかると一斉に撤退していく


「gyaaaaaaaaaaaasssss!」


ドカーーン!


「うおっ、なんだ!?」「魔物が飛んだぞ!?」「でけぇやつに向けて飛んだんだ!」


ドドトドドドドーン!


「gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」


「うわっマジかよ!?」「0距離で撃ちやがったぞ!?」


「お前ら見てないで走れ!まだまだ終わってないんだぞ!」


「隊長、アレが答えなんですか?」


「そうだ、アレがナーギリア市奪還の真の目的のものだ、アレさえあればこの戦局を一気に優勢に持っていける」


「そこまで言うなんて一体どんなものなんですか?」


「うむ、それには多少の時間がかかるな、、今は走ることにだけ集中しろ」


こうして地上軍は飛行船が出港するまでの時間を稼いだのだった




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