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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第2章 侵攻編
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第37話 超大型魔物

俺は今、雷雨の中から出てきた超大型の魔物に向かって行く飛行船の中にいた


(やっぱり雷とは相性が悪いのかな、、、俺…)


「報告!超大型魔物はサイクロプス系列の大型と視認!ですが今まで発見されたものではありません!」


「何!?今まで発見されていない?つまり新種というわけか」


「はい、観測班によりますと、少なくともサイクロプスが大型化しただけではないようです、そして全高は62mになるそうです」


「62m!?一体なぜそのような大型の魔物を確認出来なかったのだ?」


「わかりません、、ただ雷の中から突然現れ、雷雲を纏っているということです」


「・・・現在の本艦の位置は?」


「現在超大型魔物に向かって前進中、あと20分で射程に入ります」


(雷から巨人ってどっかで見たな…)


「・・・まずいな、、これでは雷を纏うヤツを狙うことは至難の業だ、それに雲まで纏っていてそれを自在に操れるのなら狙うことすら難しくなる…」


ゴロゴロ〜!


「もう少しで雷雲に突入します…」


「なぁ、雲さえ無ければ良いのか?」


「はい?、、、まぁ、確かに雲さえ無ければ照準は可能です、、ですが一体どうやって?」


「今道中で使っちまったから少ないが、墳進弾があと240発はある、これを使って雲を吹き飛ばせばいい」


「それは名案ですが、もしヤツが雲を自由に発生させることができるのであれば、いくら吹き飛ばそうともキリがありませんよ?」


「大丈夫だ、墳進弾にはヤツに命中するようにするやつも発射する、これでヤツは自分の回復に魔力を回すのに手一杯になるはずだ」


「・・わかりました、では一度ヤツの真上に上昇します、寒くなるでしょうが頑張ってください」


「報告!味方地上軍が超大型魔物と交戦しました!しかし圧倒的に地上軍が不利となっています!」


「おっと、急ぎましょう、急速上昇!ヤツの真上にまで急げ!」


ギギーギーー!!激しく船体が軋んで揺れも増す


(頼むから到着まで持っていてくれよ…)


そうしてしばらくすると雲の渦の中心に到達する


(ううっ、ちょっと肌寒いな、、、結界を張りたいが今は「結界士」を使ってる場合じゃないからなぁ、、)


「射撃用意よし!勇者様!お願いします!」


「あぁ、」


そう言って大量に墳進弾をばら撒いていく


(今回は手を離れてから2秒後に点火する様にセットしたからな、、、)


プスッ!プスッ!シューーーー!!


ドカーーン!ドカドカーーン!


そうして一瞬だが雲の裂け目が出来る


「全砲門!一斉発射!」


ドドドドドドーン!


大砲から砲弾が一斉に放たれる


・・ドドーン!


(こいつは叫ばないんだな、まぁうるさいよりかはいいか…)


「次弾装填!装填完了次第直ちに発射せよ!」


ドドーンドドドーン!!


「観測班より報告!敵の超大型魔物は行動を停止しています!おそらく砲弾が効いています」


ドドーン!


次々と命中する音が鳴り響く


「命中確認!ですがまだ死んでいません!」


「しぶとい奴だな、もう一度次弾装填!完了次第発射!」


ドドドドドドーン!


        〜2時間後〜


(うーん、流石に硬すぎじゃね?確かに雲はだいぶ薄くなってきたけどそれでも晴れないしなぁ)


「第一砲台、弾薬が尽きました!」「第四砲台もです!」


「こちら火薬庫!完全に弾薬がなくなりました!現在残弾0です!」


(ついに弾薬が尽きたか、体感だが200発は打ち込んだぞ…)


「艦長、これからどうしますか?」


「・・・・しょうがない、味方の部隊はどうなっている?」


「数分前に撤退を開始し、現在は殿部隊のみと思われます」


「よし、では我々も撤退し補給する、進路を変更しろ」


「進路変更〜取舵一杯〜」


「離れた後は直ちに降下、敵超大型魔物は他の部隊に任せる」


「了解!」


(結局撤退するしかないな、、他の部隊で止めを刺せれば良いんだがなぁ)


その後、一度補給に後方の補給基地まで後退し、補給を済ませたあと、また元の場所へ戻ることになった…


「あれからしばらく経つが、例の巨人はどうなっている?」


「はっ、それが、、他の部隊が到着するとそこには何もなかったようです」


「何!?何も無い!?そんなはずはなかろう、確かに我々は超大型魔物に砲弾を打ち込み、敵は行動を停止していたはずだ」


「はい、確かに大型の足跡はあるのですが、そこ以外に足跡は無かったそうです」


「じゃああれは一体何だったんだ、、、?」


(ふーむ、足跡が無いとすると、浮かんで逃げるか、消滅したかだろうな…)


「司令部からは一体何と言ってきているんだ?」


「はっ、それは敵の幻術魔法であり、そんなものは存在しないと…」


「・・今はそうしておくしかないか…」


(幻術魔法まであるのか、、でもこうなってくるといろんなことが考えられるな…)


そうして謎の超大型の魔物は姿を消し、正体は謎のままになるのであった…


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