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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第2章 侵攻編
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第35話 リベンジ

その後の侵攻は順調に進み、東部方面軍にいた頃より反撃も大規模でそれなりの頻度ではあったものの、そこまで苦戦するようではなかった


(うーん、大抵のことはクルーの人達が対処するし、俺がやる事はここで寝てるだけなんだよなぁ…)


「おーい、そっち手伝ってくれ〜」「あいよ〜」


おそらく点検をしているであろう人の声が聞こえてくる


(思ってたんだが大して武器の技術力もないのに飛行船は作れるんだよなぁ…)


聞けばこれも勇者が提案して実現させた物らしい、そこから飛行船開発競争が始まったせいで武器は大したものはできないが、飛行船はとんでもない大きさの物でも造れるようになったらしい


(この船もそれで建造された船の一つと言うわけだな)


「敵軍接近!数、大型7その他多数!総員戦闘配置!」


バタバタバタ!船内に走り回る音が響く


「大型かぁ、大型が来ると俺も行かなきゃいけないんだよなぁ…」


愚痴を言いつつさっさと所定の位置に着く


ドーーン!


(ん?この発射音は!)


ドカーーン!「うわぁぁぁぁ!」「ぐはぁぁぁぁ!」


下から爆発音と兵士達の悲鳴が響いてくる


(この音とあの爆発力、間違いないな、、、、ヤツだ、、、)


「先程の爆発音は敵からの砲撃の模様!」


ドーーン!次の発射音が聞こえてくる


ドカーーン!


(さっきのでバラけたおかげでそれほど被害がないな…)


「報告!左前方に新たな敵、タートル型砲撃タイプです!」


(ここじゃあ到達まで時間がかかるな、、、甲板まで行くか)


「あっ!勇者様!どこへ行かれるのです!」


クルーに呼び止められるが気にせず甲板へ向かう


(やっとアレを試すときが来たな、、、まぁいずれ使わないといけないと思っていたが、両方とも案外使うかときが近かったな…)


そうして船首までいった俺はこのときの為に創っておいたアレを出す


(あぁあれか、上から見ると少し小さく見えるな、、、っと)


ジャキッ!


「リロードOK…風向きは0m…ちょっとスコープの倍率はあまりないが…」


狙いをつけた俺は引き金を引く


パァン!


「gyaaaaaaaaaaaaa!」


(その弾は爆発するようになってるからさぞかし痛いだろう、ただ弾が小さいから爆発はそこまでしないのが残念だがな…)


パァン!    パァン!


(あのカメは発射口付近に弾を発射するための機構があるだろうから、そこだけを狙って撃てば、あいつは自慢の砲撃が出来ずにただのカメになりさがる訳だな)


ドドドドドーン!下部の大砲も他の大型魔物に向けて弾を発射していく


「gyaaaaaaaaaaaasssss!」「gyaaaaaaaaaaaaa!」


「全軍そのまま突撃せよ!」「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」


さすがは激戦区で戦い抜いただけはあって次々と魔物に襲いかかっていって魔物を倒していく


パァン!      パァン!


(・・・・・これ、止めを刺せないのが弱点だな…)


そうして最後の一発として余っている墳進弾をヤツに向けて発射する


プシュッ!


ドカーーン!「gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!、aa、aaa」


(リベンジ達成だな、だが今度は前の様に至近距離で戦ってみたいな…)


そんな願いをして、下の様子を見る


「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」


ザシュッ!ザシュッ!「gyaaaaaaaaaaaasssss!」


大型の魔物も兵士達の数と飛行船からの支援砲撃で呆気なく倒される


「全隊に達する!我が軍の勝利である!」


「「「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」


乗っている飛行船の中からも歓声が湧き出てくる


(ふぅ、起きてすぐに戦闘が始まったせいでまだかなり眠いな…)


そうして部屋に戻ろうとすると、あの艦長がやってくる


「お疲れ様でした、勇者様があのタートル型を殺ってくださったおかげで地上軍も殆ど死傷者がいません」


「・・・見てたのか、てっきり甲板には誰もいないと思ってたんだかな」


「いやぁ、砲術員から勇者様が持ち場を離れたと聞いたときは驚きましたよ」


「それで俺がタートル型を倒した武器も見てるのか?」


「少しだけしか見えませんでしたが、あの遠くにいたタートル型を倒すだけの威力を持っていることだけはわかりますな」


「頼むから誰にも言わないでくれよ、、、これがバレたら量産してくれと毎日頼みに来るんだよ…」(特にイリアあたりがな…)


「まぁそのくらいは構いませんが、クルー達が見たとなるとどうしようもありませんので、私しかいない所で頼みますよ」


「あぁ、ありがとう、わかったよ」(なんとか助かった、、、のか?)


こうして俺のリベンジ戦は終わり、代わりに船長に弱みみたいなのが握られてしまうことになったのだった


(どぉぉぉぉしてこうなったぁぁぁぁぁ!)主人公、心の叫び



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