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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第2章 侵攻編
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第28話 結界

サーーッ、風によって煽られた葉っぱが音を鳴らす、そんな中を俺は一人で歩いていた


(隠密のスキルが元からあって良かったな、、)


日本での日常生活から得たであろうスキルに感謝しつつ基地に近づいていく


(んん?ちょっと体がピリピリしてくるな、、、つまりここの範囲は結界内ということか!?基地まではあと5kmもあるんだぞ!?)


「・・・裏からも駄目だということか、、んん?待てよ、ここが範囲だとすると、、、」


俺は自分の中で立てた仮定を調査するため念の為に「隠密者」にしていたのを「創造士」に変えて結界を探知する装置を作る


(これに結界を探知する能力を付けて、、っと)


キピーン!


「・・・やはりここは結界範囲内っと、、、んん?反応が2つ、、」


そこから段々と味方の待機している場所に戻っていく


(・・・反応が変わらないな、、)


そうして行くうちに味方の場所までに戻っていく


「おおっ勇者様!ご無事で!しかしかなり早くはありませんでしたか?」


「あぁ、少し調べたいことがあってな、、、これを見てみろ」


「はい?これはなんですか?何やら光っていますが、、、」


「これは、、、そうだな、結界探知機とでも言うものだろうか、ついさっき思いつきで創ったから名前が無いんだよ」


「はぁ、、、それでこれが光っているならどういうことなのですか?」


「これは光るとそこは結界範囲内ということを示しているんだよ」


「・・・ッ!つまりここは敵の結界範囲内ということですか!?」


「そういうことになるな」(しっかしすごい範囲だな)


「今すぐに伝えて参ります!」


        〜4分後〜


「勇者様、話は聞きました、ここが敵の結界範囲内ということは本当ですか?」


「あぁ本当だ、この装置が示している通りな」


「しかし我々には何も変化はありませんよ?」


「それは結界が2つあるということだ」


「結界が2つ!?そんな馬鹿な!結界の中に結界なぞありえません!」


「しかしこれが事実なんだよ、基地から離れたから今は一つだけの反応しかないけどね、俺としてはここからどこまでが範囲なのか調べたい、協力してくれないか?」


「それは、、構いませんが、、」


「それじゃ、馬車を一つでいいから後方に走らせてくれ、そこに俺が乗ってどこまで範囲か調べてくる」


「承知しました、おい!誰か!馬車を一つ用意しろ!」


そうして俺は馬車に乗って今まで進んできた道を戻っていく


        〜3時間後〜


キュュュン


(おっ、やっと反応が切れたな、、、だいぶ長かったが、、)


「・・・おいおい嘘だろ、」


計算してみたところ結界の範囲は基地から170kmは範囲だった


(170kmもある結界を防御系に使うとするなら、、、)


「・・・憶測だがこの結界の効果は敵の探知といったところだな・・」


調査の終わった俺は味方の場所まで戻っていく


「なんですと!この結界の効果は敵の探知!?だとすると我々の位置は敵にバレバレということですか!」


(・・・なんとなく読めてきたな、この結界は味方にも共有されるとするとさっきの歩兵師団を襲った腕のいい弓というのも味方の位置がはっきりとわかっていたからか、、、)


「師団長!これは由々しき事態です!直ちに敵の探知範囲外まで退避しましょう!」


「・・・確かに我々の位置がバレている以上ここで野営するのは危険だな、、、では一度敵の探知範囲外まで退避するとするが、さすがに兵士の疲労が酷い、退避は明日の明朝とする」


「「はっ!」」


そうして明日の朝に結界の外まで行くことになったが一日ここで野営することになった


        〜その夜〜


夜になった俺は馬車の上に登ってしばらく空を見ていた


(ふぅ、今日はたくさんあり過ぎたな、、さすがに疲れたぜ、、、)


そうして結界探知機を空にかざす


「結界さえなければこんなに苦労することはなかったのになぁ、、、、、ん?」


キュュュン


(ん?これはどういうことだ?結界の反応が消えた、、、)


そうして一度馬車の下に戻る


キピーン!


「反応が出た、、、」


そしてもう一度馬車の上に登って探知機を出す


キュュュン


(・・・これで確定だな、装置を見たところバグではないし、これは結界の高さの範囲がおよそ背の低い木程度の高さしかないようだな、その代わりに横の範囲を伸ばしていると言う訳だ)


例えるならこの結界は屋根のない壁だけの家のような範囲ということだった


(これなら多少の攻略法が見えてくるな、おそらくこの結界は地下には及んでいないはず、なら地下から行くのもアリだし、飛行船から爆弾でも落として結界を張っている奴を破壊することもできるということだ)


        〜そして朝〜


「勇者様、新たな発見があったということですが何があったのですか?」


「あぁどうやらこの結界は背の低い木以上の高さは探知できないらしいんだ」


「それは本当ですか!?」


「もしそうなら上からの攻撃には脆いということかもしれんぞ」


「いやまて、もう一つの結界は基地の全周を覆っている、そうなれば飛行船からは無理だ」


「そこで提案があるんです」


「なんでしょう?」


「飛行船から結界を張っている装置を破壊すれば地上からも攻撃が可能になるんじゃないでしょうか」


「おおっ!それが本当に可能ならば先の兵士達の屈辱を晴らせるいい機会ですぞ!」


「よし!それが出来るならばその案を採用する、だが一旦探知圏外まで行きそこで地上部隊は待機し、勇者様は空中から我々を支援していただきたい」


「もちろんそのつもりです、期待していてください」


ということで俺は飛行船から基地の結界を張っている装置を破壊することになった、それが成功するかどうかは俺が創る爆弾次第だろう



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