第2話 ステータス
(・・・・は?)
今俺は自分のステータスをみていたのだが…
ステータス
名前 白石悠也 Lv2 体力200 魔力120 知力100
職業 変わり者
特殊スキル
変質者 Lv1
スキル
隠密 Lv2
各種魔法スキル Lv1
(ちょっとまて、隠密など日本での生活から分かるが、わかるんだが…)
「変質者って何だよぉぉぉぉ!」
「エッ?」「何?何?」「どうしたんだ?」「何かあったのか?」
咄嗟に大声で心の声を言ってしまったらしい、かなり注目を浴びているようだ
(ていうか「変質者」って本当に何なんだ?、まさかとは思うがこれが俺の小説や漫画とかに出てくるいわゆるチートスキルとやらなのか?)
(いやまだだ、まだ終わらんよ、もしかしたらこれはとんでもないチートスキルなのかもしれない)
そう思い俺はステータスの詳細画面を見てみる、すると…
特別スキル
変質者・・・変わった気質を持つ者、本人の意思で様々な気質を本人に付与することが出来る
(・・・は?そもそも様々な気質って何だよ、あれか?イケメン気質だとかの気質なのか?ますます意味がわからんぞ?)
「それではまず、このステータス記録機に手をかざして頂き、ステータスの能力を審査させて頂きます」
どうやらこのステータスの板は他者には見えず、自分にしか見えないらしい
(・・・変質者とやらを使って見るか?・・・よし、一度使って見る位なら問題ないだろう)
そう思い、今度は外へ叫ばないように心の中で叫ぶ
(さあ発動しろ!「変質者」)
ステータス
名前 白石悠也 Lv2 体力200 魔力120 体力100
職業 創造士
特殊スキル
創造 Lv1 (特殊スキル変質者で創造師気質を発動中)
スキル
隠密 Lv2
各種魔法スキル Lv1
「変質者」を発動すると職業が変わり、特殊スキルもその職業に適した物に変化する
(よし、これならば問題ないだろう、創造師も小学校のころ物作りに励んでいたから疑問視されないだろう)
そうして俺は検査に臨むのだった…
(さて、ここからステータス記録機には通用するのかしないのか実に楽しみだ)