表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第1章 実戦編
18/231

第17話 雨宿りと洞窟

ここは街道の端で、今俺達は突然の雨の為に木の枝に布をかけてその下に一時的な雨宿りをしていた、、、


ザーー!ザーー!ザーー!


「いつになったら止むんだ?」


「申し訳ありません勇者様、おそらくここで一夜明けることになるかもしれません」


「しっかしこんなに長く続く雨は体験したことがないぞ」


(うーん確かに言う通りだな、かれこれ4時間このままだがいっこうに止む気配がないな)


そう思っていると偵察に出ていた兵士が帰ってきた


「報告します!付近に洞窟があり、そこで休めそうです、それとこの雨はあと予測によりますと7時間程度続く見込みです!」クシュン!


(くしゃみまでして大丈夫かよ)


「7時間か………」「一旦洞窟に行くのはどうです?」「うーむ、、それしかあるまい」


なにやら今後どうするか話し合っているようだったそこであることを思いつく


(あっそうだ、さっきの兵士の為に傘でも作ってやるか)


そう思って作り出したのは傘……のような何かだった


(うーん、試しにとりあえず素材を土にして作ったがこれじゃ重いし取り回しも良くないな)


そこで今度は現状で創造できる最も軽い素材を出してみる


(今度はいくら何でも軽すぎるな、、そうだ!これに多少の重みのある素材を含ませてやれば、、、、出来た!)


そうして出来た傘第1号は地球のと大差ない出来の傘であった


(透明化のコーティングも施してあるし、行軍の時に邪魔にならないように設計してあるからどんなところに持っていったとしても大丈夫だろう)


「勇者様?何をお創りになっているのです?」


「ん?あぁ、これは傘って言ってな、雨に濡れないようにするための物だよ、これをさっきの偵察兵に持って行ってくれないか?」


「承知しました、あの兵士も家宝のように扱うでしょう」


(それは生活とかで使うものだから家宝にしてもらったら困るんだがな)


そんな事もありつつ予定を練っていた兵士から声がかかる


「勇者様!今後の予定が決まりましたのでお伝えします!」


「やっとかよ、待ちくたびれたぜ」


「では今後の予定についてお話しします、今から洞窟に向かいそこで12時間の雨宿りと宿泊をいたします、そしてその後朝の4時から全速力で元のルートに復帰します。」


どうやら本当に洞窟で泊まることになったのだった


「それではさっそく洞窟まで向かいますので馬車に乗ってください」


「あぁ、わかったよ」


         〜20分後〜


ガラガラガラ〜


「しっかし安全の為とはいえいくら何でもこれは遅すぎないか?」


「申し訳ありません、ですが安全の為にはこれが精一杯なのです」


「報告します!洞窟を視認しました!」


「おっ!やっと着いたか」


そこにあった洞窟は見事に馬車も入れそうな亀裂のある洞窟だった


「全車停止!ここで雨宿りをする!総員準備にかかれ!」


(おぉ、すごいスピードでテントなどが張られていくな、流石に訓練済みか)


         〜3時間後〜


パチ、、パチ、、、パチ、、


焚き火の音がなんとも言えない雰囲気を出していた


「うーん、味は、、、まぁまぁだな、流石に街と同じレベルの食べ物とはいかねぇか」


(確かに街で食べたあの味とは見劣りするな)


「けど、、、みんなで食うってのも悪くはねぇな」


「そうですね」「そうだねぇ〜」「そうだな」


(そう言えば最近こいつ等喋ってなかったな、、、何かあったのか?)


そんな事を考えつつ時間と雨は過ぎていく、、


「勇者様、今夜はこちらでお休み下さい」


そうして2つのテントに分けられてそれぞれ案内されていく


「あなた達はどうするんだ?」


「私達は見張りがございますのでテントの外で寝るしか無いですね」


(流石にそれはかわいそうだな、、、あとでハンモックでも作るか)


そう思って全員の兵士のハンモックを作り終えると次は洞窟の壁にハンモックを掛けていく


「ふぅ、なんとか張り終えたな、、もう創るのと張るのでクタクタだよ、、、」


そんな事をしてテントの中で眠りにつく、、と思ったのだが、、、


(4人も入っているせいでめちゃくちゃ狭まい!おまけに床は石だから背中がいてえ!)


そうして俺はテントから出る


(おぉ、ちゃんと使ってくれているようだな、創ったかいがあったと言うものだ)


外を見るともう雨は止んでいた


(地球ではなかなか星は見られないがここだとかなり鮮明に見えるな)


そんな事を思っているとふとあることに気がつく


(ここは月が複数あるんだな、、それも異世界だからだろうな)


そしてまた眠気がやってくる


(テントは狭いから馬車の中で寝るか)


そして馬車に戻って俺は一夜を明けたのだった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ