表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第5章 帰還編
107/231

第88話 完成したが…

投稿の順番を間違えました、、すいません…

あれから一ヶ月が経ち、コンテストも明日に控え、そろそろ酒が完成した頃…


「で、どうだ?」


「・・分かりません、、緊張で味が分からなくて…!」


「マナカはどう思うよ?」


「えーっと、、僕お酒には詳しくないので、、すみません…」


(ここまで来て失敗したは勘弁して欲しいなぁ…)


俺は今、完成した酒を目の前にしているが、肝心な出来が確かめられずにいた


(俺は酒なんて飲んだことないから良し悪しがわからねぇんだよなぁ)


味という観点では評価ぐらいは出来るだろうが酒は料理のように色合いの鮮やかさ等でも評価されるもので、俺達素人には全く分からなかった


「まぁしょうがない、コンテストは明日だからそれまでに緊張を解いておいてくれよ」


「はぃぃ…」


(・・これもう駄目かもわからんね)


とりあえず座っていてもしょうがないので俺は一旦泊めさせてもらっている部屋に戻る


「出来る手は打った、審査員への賄賂もほとんど断ち切った、俺にできるのはここまでだな…」


        〜8日前〜


「あっ!お兄さん!奴らの尻尾を掴みましたよ!」


俺が改造した酒蔵で調達作業をしていると、マナカが後ろからやってきた


「おお、それで奴らの受け渡し方法はどんなだ?」


「どうやら街の外れの小屋で賄賂を渡しているそうです!」


「おい、あんまり叫ぶな、他の人に聞こえたら困る」


「あっ!、すいません…」


少し息切れを起こしているのでしょうがないと思うが、それでも聞かれると不味いのでコソコソと話す


「それで、その小屋は何処だ?」


「街の南7kmほどにあるもう使われなくなった小屋みたいです、遠目ですがちゃんと小屋があるのを確認しました」


「分かった、それで受け渡し時間は何時だ?」


「明日の真夜中にやるみたいですよ」


「ほぉ、それは良いな…」(爆弾仕掛けて目の前で爆破してやるのも良いかもな)


「え?」


「いや独り言だ、それで金は運ばれたのか?」


「はい、商隊の馬車に紛れて金を積んだ馬車がその小屋の手前まで行くはずです」


「分かった、そのまま情報収集を続けてくれ、俺は小屋に行く」


「了解!」


そうしてマナカから小屋の場所を聞いた俺はすぐさま街の南へと移動する


        〜21分後〜


ガサッ!ガサッ!…


(おっ、あれか!随分ボロボロだが、、まぁいいか)


その小屋は屋根がほとんど崩れていて、壁も隙間が空きまくって隙間が出来ていない場所を探すのが難しいぐらいにボロボロな小屋だった


(ザ・廃墟って感じだな、ここに来るのかどうか…)


双眼鏡で覗いた所、まだ金は無いようで、例の金を積んだ馬車が来るまで茂みの中で隠れる


        〜4時間後〜


(・・まだか…)


        〜更に4時間後〜


(もうそろそろ暗くなってきたぞ…)


        〜大体1時間後〜


ガラガラガラガラ…!


(おっ!やっと来たな…)


一台の馬車が奥にチラッと見える隊列から離れてこっちに来るのが見える


(情報通りならアレが金を積んでいるはずだが…)


「おい、荷物を降ろせ、気づかれるなよ」


「わかってますよっ、、と」ガサッ!


馬車から何人かの男が降りてきて、大きな袋を肩に載せて小屋の中に運んでいく


「しかしこんなボロい小屋蹴っただけで崩れそうだな!」


「俺もそう思うが止めろよ?そんなことしたらクビになっちまうぞ」


「へいへい…」


(袋が、、4から5か、かなりの大金じゃないか)


「おい、さっさと運べ、なんか寒気がしやがるぜ」


「おやぁ?風邪でも引いたんじゃねえのか?ハハハッ!」


「うるせぇ!いいから運べって…」


(お前が運べと言いたいのは俺だけかな…)


そうして観察しているとやっと運び終わったのか男達が馬車に戻って小屋から離れていく


(よし、周囲に誰もいないな、今のうちだ!)ガサッ!


誰もいなくなった事を確認したら茂みから飛び出して小屋の中へと入っていく


「・・袋がないな、何処かに隠したか…」


とりあえず外れやすい床下等を探していくと、バラバラに袋が隠されていた


「面倒な事を、、中身は…」ガバッ!


袋を開けてみると、そこには貨幣ではなかったものの、未加工の金や宝石、骨董品が入っていた


「なるほど、、、爆弾で吹っ飛ばすのには惜しいな…」


金貨等であれば創造魔法で偽造してすり替える等ができるのだが骨董品とかだとそれも難しいので吹っ飛ばすのは止めにする


(代わりにアレをやってやろう…)


そうして俺は小屋にあるものを仕掛けて街に戻るのであった…


(明後日が楽しみだなぁ…)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ