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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第5章 帰還編
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第87話 大丈夫、、だと信じたい…

お待たせしました、続きでございます

俺は今、蒸留酒を貯蔵(放置)するための部屋にある装置を取り付けるために部屋を改造していた…


(まず作るのは有名なウィスキーだとして、必要なのは穀物、水、樽とかその他諸々、、樽とか水はいくらでも貯蔵されてるけど穀物は運んできたごく少量…)


すなわちそれは試作品を作れる数は限られており、その限られた数の中で最高のウィスキーを作らねばならなかった


「あああ!?えっとどうしましょう?あわわわ!!?」


「落ち着けぇ!お前が慌ててもどうにもならないだろうが!」


「は、はぃぃ…!」


(あっち行ったりこっち行ったり何やってんだよもう…)


動きが忙しないシャリーを落ち着かせつつ俺もある装置創りに奔走する


(痛たたっ、、最近魔法を使いすぎたせいか何かに触れるとピリッと来るんだよなぁ…)


そんな苦悩にも悩まされつつ6時間が経過する


「これで最後か…」カチッ!


そうして部屋の改造が完了する


「あぁ〜疲れた〜」パキパキッ!


6時間常に集中しているというものは意外と出来そうで出来ないもので、時々集中力を切らして物が歪な形になったりする度にまた創り直しになるのでその度に精神力もゴリゴリ削られていたので完成するととてつもない達成感に浸れる


「あっ、やっと出来たんですか!」


「あぁマナカ、ちょっと肩揉んでくれ〜…」


「えぇ?あぁはい、、って硬っ!?どんだけやってたんですか…」


モミモミ…「ぬぉぉぉ〜」


        〜10分後〜


「よーし十分だ、ありがとうよ」


「これぐらいはいくらでも、、それにしても部屋は大して何も変わっていませんよ?」


「あぁ、装置は外に取り付けてある、見てみるか?」


そうして俺はマナカと一緒に部屋の外、正確に言うと家の外壁に取り付けられた装置を見に行く


「これですか!?」


「あぁ、我ながら簡素だかな、効果は大きい」


そこには動力室の機械に取り付けられていた魔素を溜めておく物に魔素を送る給気口の様なものが何倍にも大きくした物がそこにはあった


「これが何かの役に立つんですか?」


「まぁまぁ、それよりもマナカ、お前魔素が凝縮するとそこの時間が加速するのは知ってるか?」


「はい、でも加速する時間はせいぜい2秒かそこらであまり実用的じゃないって本にありましたよ?」


「あぁ、それは小さい場所に溜めた場合だな、良いか?魔素は大きい場所に凝縮すると2秒よりも更に加速出来るんだよ」


「えぇっ?それってつまり…」


「あぁ、例えばこっちで1秒たったらあの部屋の中では12秒経ってる、なんて事にも出来る」


「なるほど!それで蒸留酒を放置する時間を稼ぐってことなんですね!」


「そうだ、だかなぁ…」


「どうしたんですか?」


「いやなぁ、この部屋の大きさだとどう頑張っても約120秒しか加速できないんだよねぇ…」


「えーと、それって…」


「あぁ、蒸留酒は基本的に年単位で作るもんだ、んで計算したら大会まで加速できるのは最大10年ぐらいまでだな、つまりここからずっと加速してても最大で10年放置したものしかできないって事だ」


「10年でも十分じゃないですか?」


「んまぁそうだな、だがそれは大会直前で完成することを意味するんだよ…」


「それは…」


「あぁ、ぶっつけ本番って状態になるな…」


「それは、、シャリーさんの調整がうまくいくことを願うばかりですね…」


「そうだな、今は待つとしよう…」


そうして俺達はただひたすらに成功することを祈願するのであった…


本当にリアルであっちこっち行ったりして大変でした、、今日からは普通に投稿を再開します

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