第86話 やるべきこと
遅くなり申し訳ありません…
俺は今、シャリーの家兼工場に戻り、対策会議を開いていた…
「これからどうするんですか?」
「うーむ、俺としては奴が街の人を洗脳か誘導していたか、それともガチで皆がシャリーを嫌っていたかのどちらかだと思ったんだが、、、これはガチで皆がシャリーを嫌っている方だな…」
奴を倒してそれで万事解決!とはいかず、現状彼女の悩みを一つ解決しただけで、本当の悩みを解決することが出来ていなかったのであった
「じゃあどうするんですか?」
「そうだな、、じゃあ質問しよう、シャリーがここまで嫌われた理由ってなーんだ?」
「それは、、コンテストで優勝を逃したから、、ですよね?」
「そうだな、それからだんだんと嫌われていって、今になったわけだな」
「・・もしかして、またコンテストで優勝すれば良いと言うんですか…?」
そうシャリーが言って来たので俺は顔の表情をニタつかせて肯定する
「あぁそうだ、嫌われた原因のコンテストで優勝して元の状態に戻す、これが一番だろう」
「で、でも…」
「分かってる、この前聞いたやつから考えると審査員が買収されてるのは確実だ、そこでその金が何処から来てるのかを確認する」
「それを調べてどうするんですか?」
「簡単だ、アイツから来てたなら放置して問題ない、もう邪魔はしてこないだろうしな、それで例の、、、なんとか工場から来てたなら金の受け渡しを可能な限り妨害して買収出来ないようにしてやるんだ」
「そんなこと可能なんですか!?」
「多少荒っぽいが可能だ、もう考えは纏まってある、あとは調べてやるだけでOKだ」
「なるほど、、僕にできることはありますか?」
「あぁ、数え切れないぐらいあるぞ」
「でも、まだ肝心な事が残ってるんです…」
そう言われた事で俺もマナカも思いだす
「そういえば出す酒を作ることが必要だな、、、君の両親が作ったあの酒じゃ駄目なのかい?」
「確かにそうですが、、それでも私が1から作ったお酒で挑戦してみたいんです!」
声が家全体に響き渡る
「・・わかったよ、俺にはよくわからんがまぁ作る側からしたらそう思うこともあるんだろう、、いいだろう、それで行ってやろうじゃないか」(まったく面倒な…)
「本当ですか!ありがとうございます!」
「そう言うのは優勝してから改めて言ってもらうとして、その酒はもう出来上がってるのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・あっ…!」
「うん、まぁ予想してたよ、なんとなく…」(今までポンコツな姿とかしか見てないからな…)
するとマナカがある事を言う
「そういえばコンテストってあと何日でしたっけ…?」
「あっ、、そういえばいつだっけ…」(あと3ヶ月ぐらいあればいけるか…)
「えーと、コンテストは一年周期でやっているので、、多分あと一ヶ月かも?」
「・・・・・・え?」
そうしてコンテストに出す酒を俺達は一ヶ月で完成にまで持っていく事になるのであった…




