第85話 何故
昨日は投稿出来ずに申し訳ありませんでした…
パリン! ガラス窓が砕け散る音がする
(殺った!)
俺は今、マナカが撃った銃弾がガラスを割って貫通する所を見ていた、、のだが…
ヒュッ! 「・・小いさな蜂が針を飛ばしてきたようですね…」
そうして奴は手で銃弾を掴み取る
(なっ!?高速回転するライフル弾を手で捕まえるとかどうなってんだ!?)
割れたガラス片が奴の顔をかすめて少し血が出る
「・・おや?叫ばれたりしないのですね、普通の女子なら何か叫んだりするものですが、、貴方は何か知っていましたか?」
「あ、あなたは一体…」
「私ですか?、、私はサマカリー・リーダ・ヴェルト男爵、周囲からは「殺人紳士」と呼ばれています、以後お見知りおきを、、上にいる方も含めて…」
(バレてたのか…)
パスッ!パスッ! 俺は天井から奴に向けて発砲する
プシュッ!「おっと…」
流石に複数の銃弾は防げないようで、一発だけ肩に命中する
「シャリー!プランBだ!」
そう俺は天井裏から叫ぶ
「は、はい!」
「一体何処へ行く気ですか?、、っと…」
俺は奴がシャリーを止めようとしたのを見て、奴の周囲に銃を乱射する
(通常弾なら簡単だからな、ありったけ持ってけ!)
「ぐぅっ…!」
少しすると銃弾が開けた穴が板を破壊して大きな穴を開ける
「ようやくお顔が見えましたね…」
「そうか、なら俺は残念だよ」
「・・何がですかな?」
「俺の顔を見るのがお前の最後になりそうだからなぁ!」
そうしてしばらくすると奴が横を向いてまた銃弾を受け止める仕草をする
「くっ、、小癪な!」
「ありゃ、俺の読みが外れたか」
「こんなもので私を殺せるとでも?」
「いや、防がれたのは驚いたよ、、、けどな?」
「先に行きます!」
「なっ!?一体何を!?」
すると割れた窓付近にいたシャリーが窓から下に落ちる
「バカな!二階だとはいえ着地のダメージは相当なハズだぞ!?」
「下見て確かめるか?」(まぁ実の所、下には透明な板が何重にも敷かれてあるからダメージほぼカットされてるんだけどな、、馬車での経験が生きたぜ…)
「そんなお子様でも分かる罠には引っかかりませんよ」
「あ、そう、じゃあ俺はもう行くわ」
そうして俺も走って窓から飛び降りる
「なっ!?一体そんな事をして何を…!?」
そうして奴はドアを開けて下に降りようとするだろうが…
「なっ、、開かない!?」
そこには俺の細工で開けて閉めるとドアが開かないようにしてあった
「くっ、、奴らは何を…?」
そうしてしばらくすると突然二階の床が爆発する
「まぁ俺が保険がない勝負なんてするわけ無いんだよな」
「けど、大丈夫なんですかねこれ?」
「大丈夫だろ、奴の使用人は下にはいないし…」
そうして俺達は崩れていく奴の屋敷の二階を見る
「けど、いつの間に爆薬なんて仕込んでたんですか?」
「普通にこの前偵察に行った時に仕掛けておいた、奴の応接室だけが崩落するようにな」
「けど、あれで本当に死んじゃいましたかね?」
「しばらくしたら見に行くぞ、これで死んでなくて闇討ちとかされるのは御免だ」
〜5分後〜
「よし、そろそろ行くか、崩落も止まったしな」
そうして俺達は屋敷に入っていく
「うわっ!思ってたけど他の部屋に被害が及ばない訳じゃないんですね…」
「当たり前だろ、俺がやったのは応接室以外が崩落しないようにするだけだからな」
そうして瓦礫の山を探していく、途中で使用人達がやって来ることもあったがその都度麻酔で眠らせて適当にそのへんに横たわらせる
「ぐっ、ぐぅぅ…」
探していると突然、瓦礫の山から手が出て来て、何かが立ち上がる
「うわ、しぶといな…」
「まさかここまでするとは思いませんでしたよ…」
その姿は来ていたスーツはボロボロになり、顔から大量に血が流れて撃たれた片腕を抑えている姿だった
「どうだ?まだやり合うか?」
「・・・いいえ、私の完敗でしょう、、おとなしく降参しますよ…」
「そうか、ならもう二度と人を剥製にとかするような野蛮なことはしないか?」
「・・そういえば、あなた達の目的を聞いていませんでしたね、、まぁ良いでしょう、敗者に拒否権はありませんし…」
「それなら良い、あと、またやったらその時は確実に殺すから覚悟しておけよ?」
「そんなもの分かりきってますよ、それよりも良いんですか?私を殺さなくて」
「殺そうが殺さまいが、俺はお前の剥製趣味を止められたらそれで良いし、あの爆発から生き残ったんだ、生き残った事を感謝して生きていくんだな」
「・・・そうですね…」
こうして俺達は奴と決着をつけて無事勝利した、奴は後に国から謹慎処分となったそうだが、俺には関係ないことだろう…
言い訳としては急に家の事で用事が出来てしまったのでしょうがなかったといった所です…




