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変わり者の異世界冒険記  作者: 白山なろう
第5章 帰還編
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第84話 決行

あの日から一週間経ち、シャリーが言った時が来た


「おい、ちゃんと分かってるよな?」


「はい、バッチリです」


「いいか?しくじるなよ?お前が失敗したら何が起きるか分からんからな…」


「大丈夫ですってば、あれだけやったのにまだ足りないんですか?」


        〜6日前〜


「マナカ、ちょっとこっち来い」


「何ですか?」


「昨日お前には狙撃を担当してもらうと言ったが、お前はスナイパーライフルなんて扱った事が無いからな、だからお前には決行の日まで特訓をしてもらうことにした!」


「と、特訓ですか?」


「そうだ、狙撃の特訓だ、まぁついて来い」


そう言って俺はマナカを連れ出して街の外にまで行く


「ちょっと!何処まで行くんですか!?」


「街の中で特訓する訳にはいかないだろう、もうちょい離れたところに行くぞ」


そうして俺は林から1kmほど離れた場所に来て、マナカにここで?待っているように言う


(えーと、ここら辺でいいか…)


そうして俺は林の中にボロボロになった歯車を木に結び付ける


「あーあー、聞こえるか?」


「えっ!?お兄さん!?」


「おい、来る前に渡したやつだ!忘れたのか?」


「あっ、この変なヤツですか?」


「変なヤツ呼ばわりは心外だが、、まぁそれは遠くの人と通話出来る物だ、但し範囲は1kmちょっとしかないから範囲には注意しろ」


「は、はい!それでお兄さんは何処ですか?」


「昨日一通り説明したと思うが、一回林をスコープで見てみろ」


そうしてスコープの反射光らしきものが見える


「えーと、林の中に見えますけど…」


「それなら歯車も見えるか?」


「はい、見えます!」


「それが目標だ、撃ってみろ」


そう言ってしばらくすると…


バスッ! 音がして歯車が粉々に砕け散る


「下過ぎだ、もうちょっと上狙え」(まさかたった数時間使い方とかを教えただけで当ててくるか…)


「え?でも昨日言われた通りの場所狙いましたけど…」


「お前、坂のこと考慮してないだろ、坂なんだから銃弾はちょい下に着弾する、それも考えて撃て」


「わ、分かりました…」


バスッ! また着弾して歯車が粉々になるが…


「今度は上過ぎだ、調整が難しいのは分かるがこればっかりは感覚で掴め」


「は、はい…」


そうして夕方になると歯車は全て撃ち落とされる


「今日はここまでだ、街に戻るぞ」


「は、はい…」


        〜今に戻る〜


「こんなのが6日も続くんだから…」


「まぁおかげで精度は格段に上がった、その調子で今日も殺れ」


「今回は、、本物の人間なんですよね…」


「当たり前だ、人間だからって躊躇うなよ」


「分かってます、、分かってますけど…」


「今日はその信念を捨てろ、人間は一生の内で動物を殺さないなんて事はない」


「はい…」


そうして先週の時と同じ時間になる


コンコン!


「来たぞ、一旦隠れろ」


そうして俺達は奥の部屋に隠れる、するとドアが開かれる


「調子はどうですかな?」  


「本当に、、、本当になんとかしてくれるのですか…?」


「おっと、ようやくその気になってくれましたかな?」


「はい、、お願いします…」


「良いでしょう、付いてきなさい…」


そうして例の男とシャリーが家から出るのを確認する


「よし、出ろ」ガチャッ


「行っちゃいましたね…」


「所定位置に急ぐぞ、一応偵察しておいたが…」


そうして俺達は近道を通り、シャリーよりも先に屋敷に到着する


「ここが…」


「あぁ、奴の屋敷だ、、ってそんなことしてる場合じゃない、さっさと行くぞ」


「は、はい!」


「奴は屋敷の二階の部屋で一旦客をもてなす、そこが狙い目だ、なるべく高さが平行になるようにしたが、それでも少し奴の位置が上だ、そこを忘れるな」


「分かりました…」


「よし、じゃあ俺はやることがあるから行ってくる」


「はい、気を付けて…」


「あぁ、任せろ」


そうしてマナカと別れた俺はシャリーの到着を待つ間に屋敷に忍び込んであることをする


(よーし、ここが屋根裏だな…)


ここには奴が人間を剥製にする為の道具があるらしく、所々に異臭を放つ刃物が見える


(奴は人間の剥製を作るたびに新しい刃物を使うのか、、、見えるだけでも軽く10以上だぞ…)


「よし、、ここだな…」


そうして目的の部屋に着くと、その部屋に降りてドアに少しばかり細工をする


(少し初歩的かもしれんが…)


「お兄さん!シャリーが到着しました!奴もいます!」


「分かった、そのまま待っていろ」


そうして俺はもう一度屋根裏に行き、シャリーと奴が来るのを待つ


「さぁ、お入りなさい」ガチャッ


「・・・・・・」


「座りなさい、落ち着く時間も必要でしょう…」


「は、はい…」


そうしてシャリーが座り、奴が窓に近づいて行く


「おい、分かってるな?」


「くっ、、はい…」


「タイミングは奴が窓に近づいてきて行って止まった時、、チャンスはそこしかない、外すなよ」


コトッ、コトッ、コトッ… 奴が窓に近づいて窓際の机に置いてあった紅茶セットっぽい物を持とうとしたとき…


「・・・・・・ふん…」


「今だ!撃て!」


「はい!」


そうしてスナイパーライフルから銃弾が発射され、奴の頭に命中しようとした時…


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