そして「旅立ちへ
かなりぶっとんだ内容になりましたが随時更新していきます
ここは王宮 謁見の間 ひょんなことから勇者にされた彼は困惑していた。
大臣らしき人物が彼に呼びかけた。
「そなたの名前は何と申す。」
彼は即答した
「ぺポポです。」
謁見の間が妙に騒がしくなった。
大臣らしき人物が再度 質問した。
「あのーこんなこと言うようでわるいがなにかもうちょいましな名前はなかったのかね?たとえばアルベルトとかジャンなんちゃらとか」
主人公はもう一度即答した。
「ぺポポです。」
大臣は落胆したが国王は堂々と凛とした物言いで彼に声をかけた。
「もうよいではないか大臣 それで勇者ぺポポよ。必要なものをこの中から選ぶがよい。」
そう言って側近に金貨と銀貨と銅貨を持ってこさせた、
ぺポポはためらいなく銅貨を選んだ。
彼には欲がないのだ。
国王はぺポポにさらに告げた・
「では 行くがよい 勇者ぺポポよ ぷ 仲間なら酒場で募集してみるがよい。」
あきらかに ぷ とぺポポの名前をバカにしたように笑って彼を見送った。
ただぺポポは思った。
(なぜ誰も隣にいるガイコツにノータッチだったのだろう)
ぺポポは街にでた。さすがに魔王軍の侵攻を受けている最中なので町は静まり返っていた。せっかく田舎から華やかな王都を満喫しようとしたがそうはいかないらしい。ぺポポはさっそく町の人に聞いて酒場にたどり着いた。酒場の中は静まりかえった街とは反対ににぎやかだった。自分の武勇伝を語るものもいれば、女性を口説こうとしてる者までいた。ぺポポはカウンターにいる男に話しかけた「いまから魔王と戦うことになったんだけど、、、だれか仲間になってくれるやつはいるだろうか。」カウンターの男は「ならば、勇者の証を見せてもらおうじゃないか。」と挑戦的に言ってきたので例の勇者ソードを見せた。それを見たカウンターの男は驚嘆して「ど どうぞよろしくお願いいたします。どうやら本物ですね。勇者様。」その声に周りの注目を集めてしまった。だが誰も魔王と戦おうとするものは見つかりそうになかったが、一人の男がぺポポに近づき「俺はカルロスというものだ。魔法剣士をやっている。ぜひ俺を仲間にしてくれ。」
また軽快な音とともに(魔法剣士カルロスが仲間になった。)と天の声が聞こえた。
一方王宮では国王が探し物をしていた。「大臣よ、私の世界の銅貨コレクションはどこにいった。」大臣は即答した「勇者がもっていきましたよ。」国王は憤慨して!!「私が長年集めていた銅貨コレクションを!!勇者めゆるさん。」そういって王宮を急ぎ足で出て行った。
一方ぺポポ達は装備を整えようと町に出て行った。こうして小汚い銅貨でなんとか冒険者装備一式をそろえたが、金銭が底をつき武器だけが買えなかった。ぺポポは仕方なしに愛用の桑で魔王軍と戦おうことになった。
そこに急ぎ足の国王がやってきてぺポポに詰め寄った。「わしの大切な銅貨はどこにやった!!」ぺポポは即答した「全部使っちゃいました。」国王は落胆と同時にぺポポにさらに詰めかけた「貴様 全額弁償させてやる。わしは地の果てまでついていくぞ!」国王は涙目でぺポポの胸ぐらをつかんだ。そしてあのいまわしい音楽とともに(国王が仲間になった。)と天の声が聞こえた。
こうしてガイコツ カルロス 国王とともに魔王討伐に乗り出すのであった。
こんな作品ですが愛してくれる方募集してます